医療健康データ科学研究センターの設立記念シンポジウムの開催
ISM2018-04
2018年5月吉日
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:樋口 知之)は、医療健康データ科学研究センターの設立記念シンポジウムを下記の通り開催します。
1990年代以降の科学的根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine)の振興を受けて、現代の医学・健康科学研究において、データサイエンスの果たす役割は必須のものとなっています。わが国では、これらの領域を専門とする医療統計家が諸外国に比べて極端に不足しており、先端的な医学研究の国際競争力にも大きな影響を与えていることが問題となっていました。統計数理研究所では、本年4月に医療健康データ科学研究センターを設立し、医療・健康科学における先進的なデータサイエンス研究・教育を推進するとともに、産学官に開かれた研究ネットワークの構築に取り組んでおります。
本シンポジウムでは、本邦における医療・創薬・ヘルスケア・公衆衛生のデータサイエンスの第一人者をお招きし、産学官における最先端のデータサイエンス研究・教育と将来に向けての展望、また、センターに期待される役割についてご講演いただく予定です。
【日時】 2018年5月28日(月) 14:00~18:10 (受付開始:13:30)
【会場】 秋葉原コンベンションホール(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F)
【主催】 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター
【後援】 日本計量生物学会
【参加申込】 https://ism-rcmhds-2018-02.peatix.com/
【ポスター】 http://www.ism.ac.jp/rcmhds/2018-05-28%20Symposium%20ISM-RCMHDS.pdf
【プログラム】
14:00-14:10
開会挨拶 樋口 知之(統計数理研究所長)
14:10-14:20
来賓挨拶 西井 知紀(文部科学省 学術機関課長)
14:20-15:00
特別講演 大橋 靖雄(中央大学)
「医学研究における統計学の果たしてきた役割と将来への展望」
15:00-15:40
特別講演 小宮山 靖(日本製薬工業協会/ファイザー)
「製薬企業におけるデータサイエンスと統計教育のこれから」
15:40-16:00 休憩
16:00-16:30
企画講演 手良向 聡(京都府立医科大学)/山下 智志(統計数理研究所)
「医学アカデミアにおいて医学統計学に期待されている役割と将来の医学統計学教育への展開」
16:30-18:00
パネルディスカッション
ファシリテーター:伊藤 陽一(統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター センター長)
パネリスト: 樋口 知之(統計数理研究所)/手良向 聡 (京都府立医科大学)
小宮山 靖(日本製薬工業協会)/佐藤 俊哉(京都大学)/津本 周作(島根大学)
松井 茂之(名古屋大学)/渡辺 美智子(慶應義塾大学)/浅田 隆太(岐阜大学)
18:00-18:10
閉会挨拶 伊藤 陽一(統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター センター長)
統計数理研究所について
統計数理研究所は昭和19年に文部省直轄の研究所として設置され、統計数理研究の中心的な研究機関として、その発展のための先駆的役割を果たしてきました。平成16年からは大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の一員となり、共同利用を推進する立場として、研究所内外の研究者の交流の場を提供しながら、統計科学の理論と応用における多面的な発展に寄与しています。また総合研究大学院大学の基盤機関として、若手研究者の育成に取り組みながら、一般社会人等を対象とする統計科学の知識・技術の普及活動や国際的な研究協力・交流促進の機能を果たすよう積極的に研究教育活動等を推進しています。(http://www.ism.ac.jp
)
<本件に関するお問い合わせ先>
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
運営企画本部企画室URAステーション 北村浩三
TEL:050-5533-8580 E-mail:ask-ura@ism.ac.jp
〒190-8562 東京都立川市緑町10-3
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