統計数理研究所が ビッグデータ分析人材育成を開始

ISM2017-02
2017年6月吉日

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:樋口 知之)は、トヨタ自動車株式会社がトヨタグループのエンジニアをビッグデータ分析の指導者候補として育成するための研修プログラム「ビッグデータ分析研究会」への指導を開始します。

研修プログラム「ビッグデータ分析研究会」を2018年3月まで、トヨタグループのエンジニア約20名を対象に開催します。この研究会の狙いは、ビッグデータを実務活用し成果を出すための手法の研究、その活用を促進するツールの提供、それらを通じた指導者候補の育成です。

統計数理研究所は、分野を俯瞰し戦略の立案・実行ができる棟梁レベル(*1)のデータサイエンティスト育成に取組んでおり、その一環として本研修プログラムを支援します。育成を目指す棟梁は大企業で活躍するデータサイエンティストを指導統括できるリーダーで、日本全体で年間500名規模の育成が必要と言われています。

(*1) http://www.rois.ac.jp/open/pdf/bd_houkokusho.pdf

統計数理研究所について
統計数理研究所は昭和19年に文部省直轄の研究所として設置され、統計数理研究の中心的な研究機関として、その発展のための先駆的役割を果たしてきました。平成16年からは大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の一員となり、共同利用を推進する立場として、研究所内外の研究者の交流の場を提供しながら、統計科学の理論と応用における多面的な発展に寄与しています。また総合研究大学院大学の基盤機関として、若手研究者の育成に取り組みながら、一般社会人等を対象とする統計科学の知識・技術の普及活動や国際的な研究協力・交流促進の機能を果たすよう積極的に努力しています。(http://www.ism.ac.jp )

<本件に関するお問い合わせ先>
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
運営企画本部URAステーション
TEL:050-5533-8580 E-mail:ask-ura@ism.ac.jp
〒190-8562 東京都立川市緑町10-3

プレスリリースpdf版はこちら