複雑な対象、氾濫する情報と不確実性のもと、データによる合理的な推論、有効な予測、新知見の発見のための統計モデルや統計的方法を研究するのが統計科学です。
現実社会からの情報ないし知識の抽出を、データに基づいて実現するために、データ収集の設計、モデリング、推論、予測およびこれらの基礎、数理、応用に係わる教育研究を行い、複雑に相互に絡み合うさまざまな重要課題の解決に貢献する創造性豊かな研究能力を備えた人材の育成を目的とします。
統計科学は幅広い分野を背景とする学際的な学問であることから、他分野からの受験も歓迎します。
多数の社会人の方が、博士後期課程を修了して様々な分野におけるデータ解析等の課題で学位を取得し、活躍されています。