歴代所長の紹介(十二代所長:椿 広計)

【十二代所長】椿 広計
任期:2019(平成31)年4月1日~2025(令和7)年3月31日
昭和57年3月東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。同年4月東京大学工学部計数工学科助手、昭和62年4月慶應義塾大学理工学部数理科学科講師、平成9年筑波大学大学院経営システム科学専攻、助教授、教授、専攻長、国際経営プロフェッショナル専攻長を歴任。平成16年より統計数理研究所NOE形成事業の立ち上げに参画し、平成17年4月統計数理研究所特任客員教授・リスク解析戦略研究センター長に就任、平成19年12月統計数理研究所データ科学研究系教授、副所長、平成27年4月独立行政法人統計センター理事長を経て、平成31年4月から令和6年3月まで統計数理研究所長を務めた。この間、基幹研究系の再編、統計エキスパート人材育成コンソーシアム形成を通じた大学統計教員育成事業立ち上げ等に尽力。また、情報・システム研究機構理事として、戦略企画本部長・データサイエンス共同利用基盤施設副施設長等、機構の運営や組織改編にも当たる。
氏は、統計家として品質マネジメント・臨床評価・環境計測・公的統計等、諸分野の活動を支援。特に統計学適用に関する標準化や人材育成活動に関して、学協会、学会連合、国際標準化機構、総務省・経済産業省・厚生労働省等で指導的役割を果たした。平成7年計測自動制御学会論文賞・蓮沼賞、平成20年統計・品質管理・環境管理分野での標準化功労により経済産業大臣表彰、平成21年日経品質管理文献賞、平成22年NOE形成活動への貢献で日本統計学会活動賞、令和3年品質マネジメントへの貢献によりデミング賞本賞、令和5年サービス学会・学会活動貢献賞、品質工学会名誉会員称号が授与される。