愛媛県立松山南高等学校の来訪
2024年8月2日(金)、愛媛県立松山南高等学校の生徒20名と教員2名が本研究所を訪れました。同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校であり、アドバンストデータサイエンス研修の中で究施設訪問を通じて科学技術を担う人材として意識を高め、課題研究に取り組む態度を養うことを目的としています。
椿所長の挨拶から始まり、宮里義彦広報室長による統計数理研究所の概要説明が行われました。研究紹介では矢野恵佑准教授による「衛星測位データで解き明かす地殻の動きー統計数理・地球科学・幾何学の交差点―」と題した講義が行われました。地殻ブロックのデータ駆動的同定手法の開発には統計科学、地球科学、幾何学の知見が不可欠であり、高校生が今勉強していることのすぐ先に最先端は広がっている、との説明に生徒たちからも「将来宇宙関係に携わりたい」「最先端と繋がっていると知るともっと勉強を頑張りたい」等の感想が寄せられました。最後に計算機室・計算機展示室を見学し、熱心に写真を撮る姿が見られました。この訪問が将来の進路の幅を広げる一助となることを願っています。
(広報室)
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