統計数理研究所 樋口前所長退任記念シンポジウムを開催
2019年11月5日(火)統計数理研究所 樋口知之前所長の退任記念シンポジウム「データ駆動型研究を先導するベイズモデリング―モデリングは人がやるのか、AIが代替するのか―」を一橋講堂にて開催しました。樋口前所長は本年3月に任期満了で本研究所を退任され、本シンポジウムは6月5日に創立75周年を迎えた統計数理研究所の記念事業の一環として行われました。
椿所長の挨拶の後、樋口前所長にゆかりのある先生方による4つの講演と樋口前所長の記念講演、パネル討論が行われ、シンポジウム閉会後には如水会館にて意見交換会が行われました。
シンポジウムでは、東京大学医科学研究所の井元清哉教授による「バイオインフォマティクスとベイズモデリング」、筑波大学ビジネスサイエンス系の佐藤忠彦教授による「消費者行動理解のためのベイジアンモデリング」、東京大学地震研究所の長尾大道准教授による「固体地球科学とデータ同化 ~樋口先生の20年間にわたるご指導に感謝を寄せて~」、株式会社ブリヂストン花塚泰史氏による「樋口先生とブリヂストンと私」と題した講演が行われました。続いて樋口前所長の退任記念講演「ベイズモデリングと歩んだ30年」が行われ、会場では真剣に耳を傾ける来場者の様子が見え「幅広い分野におけるモデリングの有用性が良く分かった」「今後の展望と示唆を得て勉強になった」という感想がありました。
パネル討論「AI社会での数理モデリングと現場主義の意義と価値」では、パネリストに東京大学生産技術研究所の合原一幸教授、東北大学流体科学研究所の早瀬敏幸教授、大阪大学 産業科学研究所の鷲尾隆教授、株式会社ブリヂストンの花塚泰史氏を迎え、モデレーターの樋口前所長の司会進行のもと「現場主義」「人とAI」「教育システム」について活発な討論が行われました。
本シンポジウムは446名の来場者を迎え大変盛況となり、講堂ロビーの展示、閲覧コーナーでは多くの来場者が樋口前所長著作の冊子や記事が掲載された雑誌類を手に取っていました。
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椿所長によるご挨拶
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井元清哉教授の講演
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佐藤忠彦教授の講演
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長尾大道准教授の講演
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花塚泰史氏の講演
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講堂の様子
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樋口前所長の記念講演
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パネル討論の様子
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パネル討論の様子
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パネル討論会場の様子
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展示コーナーの様子
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