統計数理研究所創立75周年記念式典、シンポジウムおよびオープンハウスを開催
2019年6月5日に統計数理研究所は創立75周年を迎え、記念式典とシンポジウム、また同時にオープンハウスを開催しました。会場の学術総合センターには650名を超える来場者を迎え、午前中のオープンハウスから最後の記念シンポジウムまで終日賑わいのある一日となりました。
オープンハウスのチュートリアル特別講座「深層学習の理論と発展」では理化学研究所の甘利俊一栄誉研究員を迎え『人工知能の歴史、発展、社会への影響』と題した講演を行っていただき、その後統計数理研究所の福水健次教授による『深層生成モデルによる統計的推論』、今泉允聡助教による『深層学習の原理を明らかにする理論の試み』と題した講演が行われました。
オープンハウスでは、この他にも統計に関わる様々な質問や相談に答える「統計よろず相談室」、「総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻 大学院説明会」を実施しました。「出版社展示コーナー」では研究教育職員の著書などを中心に4社による展示も行われています。「研究内容ポスター展示」で研究教育職員等が研究紹介を行う時間帯には、来場者との間で質疑応答が交わされ、熱心に聞き入る来場者も多く会場は活気と熱気に溢れていました。
記念式典では椿広計所長と藤井良一機構長の挨拶の後、文部科学省研究振興局の磯谷桂介局長と統計関連学会連合の岩崎学理事長、総合研究大学院大学の長谷川眞理子学長からご祝辞をいただきました。
式典に続いては、記念シンポジウムとして、まず慶應義塾大学 環境情報学部 教授、ヤフー株式会社CSOの安宅和人教授が『“シン・ニホン”AI×データ時代における日本の再生と人材育成』と題した記念講演が行われました。
続くパネル討論『“データ社会の近未来予測図”~25年後に開くタイムカプセル~』では、金融・製造・報道・教育・研究・大学・産学の各分野から7名の専門家を迎え、AI、IoT、ビッグデータ、セキュリティ、データサイエンス等の課題について議論がされました。モデレーターの中央大学教授、統計数理研究所前所長の樋口知之教授からの質問に応える形で、それぞれのお立場から様々な意見が出され、大変盛況なうちに終了となりました。
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椿所長による オープンハウス開会挨拶 |
チュートリアル特別講座 司会の松井教授 |
理化学研究所 甘利栄誉研究員の講演 |
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チュートリアル特別講座 講堂の様子 |
統数研 福水教授の講演 | 統数研 今泉助教の講演 |
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研究内容ポスター展示会場の様子 |
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記念式典での椿所長挨拶 |
藤井機構長の挨拶 |
文部科学省研究振興局 磯谷局長によるご祝辞 |
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統計関連学会連合 岩崎理事長によるご祝辞 |
総合研究大学院大学 長谷川学長によるご祝辞 |
記念式典、シンポジウム 司会の伊藤副所長 |
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慶應義塾大学 安宅教授による記念講演 |
パネル討論 講堂の様子 |
パネル討論の様子 |