関西大学向けオンライン学生訪問プログラムを実施

2025年10月14日(火)に関西大学法学部法社会学ゼミの3年生11名を対象に、オンラインによる学生訪問プログラムを実施しました。

始めに宮里義彦広報室長/特任教授による統計数理研究所の概要説明が行われ、研究組織や主な研究内容について紹介がありました。続いて馬場康維名誉教授より「統計分析・データ解析-社会とのかかわり-」と題した講義が行われました。大正9年、昭和25年等の人口ピラミッドからみる日本の人口の変化や特徴の説明の後に「数を数える」というタイトルでパターンをとらえると次の動きが予測できる、事実が分かることを戦時の飛行機の傾向や三国志のエピソードを交えて説明されました。また、社会に影響を与えた統計の話として日本人の読み書き能力調査の逸話と日本人の国民性調査が紹介され、人口構成が関係する比率は要注意で、全体を見る時は年齢構成や男女比など様々な要素を考慮する必要があるというコメントが添えられました。

講義後、学生からは「全体を見るときには様々な要素を考慮する必要があることを改めて学んだ」「数値の背後にある意味を考えながら統計を見る力を身につけたい」等の感想がありました。

 (広報室)

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学生訪問プログラム