兵庫高校オンライン講義を実施

2023年8月3日(木)、兵庫県立兵庫高等学校の2年生24名を対象に統計数理研究所オンライン講義を実施しました。

最初に本研究所の宮里義彦広報室副室長より、研究所の沿革や統計数理科学についての説明、どのような研究が行われているか等の研究所概要説明が行われました。次に兵庫高等学校の代表生徒が事前学習の資料をまとめたスライドを使用して、「統計に対して抱いているイメージ」や「統数研の活動で興味を持ったこと」について発表しました。続いて、データ科学研究系 村上大輔准教授が「統計モデルで探るCOVID-19の要因分析」と題した講義を行いました。陽性者数データを用いた実例をあげながら加法モデルについて説明され、イギリスでの大気汚染の解析や都市デザインの最適化など応用例も紹介されました。講義後は「使用するデータは正しいか、データを選別する時に気にしていること」や「統計と複数の分野が混ざった研究はあるか」等の多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が交わされました。

本講義は令和5年度東京未来フロンティアツアーの代替研修としてオンラインで開催されました。

(広報室)

         

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