愛媛県立松山南高等学校 来所

2023年8月2日(水)、愛媛県立松山南高等学校の2年生、3年生の20名と教諭2名が本研究所を訪れました。同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校であり、アドバンストデータサイエンス研修の中で研究施設訪問を通して、科学技術を担う人材として意識を高めることを目的としています。

初めに宮里義彦広報室副室長による挨拶と統計数理研究所の概要説明が行われました。次に計算機室、計算機展示室へ移動し、スパコンや統数研が過去に使用してきた古い計算機類を熱心に見学しました。研究紹介では、持橋大地准教授による「短歌の評価をモデル化する」と題した講義が行われました。見えないデータを推定して数学的にモデル化することで、多くのデータを適切に分析することが可能だと説明が行われました。生徒達からは「なぜ7段階評価なのか」「言語を数式にする面白さは?」等の質問があり、興味の深さが伺えました。

この訪問が今後の研究課題に取り組む姿勢や、将来の進路を考えるきっかけとなることを願っています。

(広報室)

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