気象大学校向け学生訪問プログラムを実施

2023年7月11日(火)気象大学校の第4学年の学生11名が、引率の同大学校の大塚道子准教授、齊藤直彬講師と共に当研究所を訪れました。

初めに、南和宏広報室長よる挨拶と、統計数理研究所の概要説明が行われました。次に、中野慎也教授により「電離圏電場分布のベイズ推定に関する事例紹介」と題し、HFレーダーのデータを用いた極域電離圏電場分布の推定について、経験モデルに基づくベイズ推定、磁気流体力学モデルシミュレーションへのデータ同化、機械学習的方法を用いて磁気流体力学モデルを模倣するエミュレータへのデータ同化などの講義が行われ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

その後、中野慎也教授により統計数理研究所のスパコンの説明が行われました。大型計算機の構造から、スパコンの性能、計算処理の仕組みなどの説明の後、計算機室、計算機展示室の見学が行われ、実際のスーパーコンピュータや1950年代からの貴重な計算機を興味深く見学し、写真を撮る様子が見受けられました。

            (広報室)

         

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