兵庫県立兵庫高等学校 来所

2019年7月31日(水)、兵庫県立兵庫高等学校の生徒22名と教諭2名が研究所を訪れました。これは同校がキャリア教育の一環で「東京みらいフロンティアツアー」と称して4 研究所を訪問し、見識を広め将来の進路実現を図る目的で実施しているものです。

当日は北村上席URAの司会のもと、田村名誉教授の挨拶で始まり、研究紹介と施設見学が行われました。

各研究所の研究紹介は、統計数理研究所 島谷准教授 による「データから推定できること、できないこと:観察されなかった種と種数」、国立極地研究所 岡田准教授による「南極観測から探る地球環境」、国文学研究資料館 入口教授による「本のかたちとジャンル」、国立国語研究所 小木曽教授による「コーパスでさぐる日本語の歴史」と題して行われました。それぞれの講義で質問の手が挙がり、興味の深さが伺えました。

その後、各研究所の施設を見学し、統数研では川﨑教授の解説による「4K3D可視化システム」の体験、本多主任 URAによる計算機展示室とスパコン見学を行いました。写真を撮る姿も多くみられ、生徒達から「視野が広がった」「色々な分野を学びたい」等の感想があり、将来を考える良い機会となりました。

(広報室)

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