兵庫高校「東京みらいフロンティアツアー」の一環で来所
平成25年8月1日(木)に、兵庫県立兵庫高校(生徒37名、引率教諭4名、計41名)が、同校の「東京みらいフロンティアツアー」事業の一環で、情報・システム研究機構立川キャンパスを訪れました。初めに昼食懇談会から始まり、和やかな雰囲気の中、樋口所長から研究所の概要説明があり、いま最も社会から求められている職業がデータ・サイエンティストであるという点が強調され、数学は必ず必要となるのであきらめないでしっかり勉 強して欲しいという激 励の言葉が贈られました。引き続き、統計数理研究所川崎准教授の司会進行のもとで講演会へと進み、国立国語研究所朝日准教授による「神戸市のことばの多様性」、統計数理研究所朴助教による「国際比較から読み取れる国民性の特徴について」、国立極地研究所渡辺助教による最新の観測手法を使った「ペンギンの生態」、国文学研究資料館太田准教授による「旧家に残る文書の整理と保存」と題した講演がそれぞれ行われました。
その後生徒さんたちは、一部屋外の移動も伴いながら、折からの暑さにも負けず各研究所の見学施設を巡り、熱心に説明に聞き入っていました。今回のツアーを迎え入れるに当たり、参加者の中から将来、本日の講演等が進路を選ぶためのひとつの参 考になったという方がいらっしゃれば、という思いを込めてご案内した1日でした。
(広報室)