統計数理研究所オープンハウス ”データから意味を、現象から法則を:統計的因果推論が拓くAI for Science”

オープンハウスポスター

【日程】
2026年522日(金)
【会場】
統計数理研究所
(公開講演会のみオンライン配信あり)参加無料

統計数理研究所の研究教育活動を広く一般の方々に知っていただくために、講演会、ポスター発表、大学院説明会などを開催します。
  • ※参加方法は各プログラムの内容をご確認ください
  • ※撮影・録画はお控えくださいますようお願いします
  • ※ご来場の際はなるべく公共交通機関をご利用ください
公開講演会
15:00~17:15

「潜在因子を探る統計手法の数理と実践」

会場:2階 大会議室、オンライン 事前申込制
▶ お申込み

山下 智志

15:00~15:02
開会挨拶
山下 智志(統計数理研究所長)
15:02~15:05
趣旨説明

狩野 裕

15:05~15:45

▼講演1「因子分析および構造方程式モデリングにおける理論と実践」


潜在変数モデルの理論と実践についての最近までの発展を概観する。因子分析と構造方程式モデリングの実践をふまえた理論のポイント,すなわち,世間にまかり通る"Dos and Don'ts",因子数選定と因子回転,統計的推測と推測の頑健性,マルチレベルSEM,強縦断データ,探索的分析と検証的分析,因果推論などについてできるだけ広く講じる。

狩野 裕
(同志社大学 特別客員教授)

大阪市に生まれ中河内に育つ。1981年大阪大学理学部数学科卒業。1986年因子分析の理論研究によって大阪大学から工学博士を取得。運輸省(当時)海技大学校教養科、大阪大学基礎工学部、大阪府立大学(当時)工学部、筑波大学数学系、大阪大学人間科学部を経て、2004年大阪大学大学院基礎工学研究科教授。2024年より同志社大学文化情報学部特別客員教授。元大阪大学教育研究評議員、元大阪大学大学院基礎工学研究科長・同学部長、元大阪大学数理・データ科学教育研究センター長、日本行動計量学会理事長、日本統計学会会長、Psychometric Society 元理事、UCLA Dept of Psychology 客員研究員、Chinese University of Hong Kong 客員研究員等を務めた。

15:45~15:55休憩

分寺 杏介

15:55~16:35

▼講演2「項目反応理論の世界:潜在因子モデリングの数理と実社会への応用」


本講演では,テストやアンケートの応答データから,直接観測できない人間の能力や特性(潜在因子)を測定・評価するための枠組みの一つである「項目反応理論(IRT)」を取り上げます。 前半では,IRTがどのような数理的メカニズムで成り立っているのか,その基本的な考え方について解説します。さらに,この理論が現実の社会でどのように役立っているのか,具体的には大規模な資格試験や教育・調査の現場において利用されている技術(テストスコアの公平な比較や、受験者に合わせた効率的な測定の仕組みなど)を概観します。 後半では,IRTの枠組みを拡張した近年の発展的な話題(より細やかな認知状態の診断モデルや,新たなデータ形式の活用など)についても紹介し,潜在因子を測る統計手法の今後の展望についてお話しする予定です。

分寺 杏介
(神戸大学 経営学研究科 准教授)

1992年生まれ。2020年に東京大学大学院教育学研究科教育心理学コース博士課程を修了。博士(教育学)。複数の大学での非常勤講師およびベネッセ教育総合研究所資質能力測定研究室研究員を経て,2022年より神戸大学大学院経営学研究科准教授。専門分野は心理統計学・教育測定学。研究業績などの情報:https://researchmap.jp/K-Bunji

前田 忠彦

16:35~17:15

▼講演3「様々な分野での潜在因子モデリングの応用:社会調査の分野を中心に」


本講演では,様々な分野における因子分析や構造方程式モデリングの応用例を紹介します。例えば政治学,心理学,社会学,マーケティングなど,特にアンケート(質問票)の複数の項目を通じて相互に相関する多変量のデータを得る機会が多い、社会科学系の分野における応用例を取り上げます。これらの分野での応用の特徴は,抽象的な概念(構成概念)を潜在変数により表現し,潜在変数間の関係をモデリングすることに注力する点です。調査データを用いた分析例で,手法のイメージをより具体的につかんでいただくことを目標にします。

前田 忠彦
(統計数理研究所 学際統計数理研究系 准教授)

1994年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(文学修士)。専門分野は社会調査法,社会統計学。1994年4月より統計数理研究所に勤務。入所以来一貫して所内外の様々な社会調査のプロジェクトに参画する。所内では「日本人の国民性調査」のプロジェクト,所外では社会学者によるプロジェクトに協力。2016年度より,同じ情報・システム研究機構下のデータサイエンス共同利用基盤施設の社会データ構造化センターにて,研究者に対するデータ共有支援の活動にも従事する。

司会:上野 玄太(統計数理研究所 副所長)

公開講演会

研究内容ポスター発表1 研究内容ポスター発表2

研究内容ポスター発表

ポスター説明時間 13:00~15:00

会場:1階 交流アトリウム 申込不要

統数研の全研究者と大学院生が40分ずつ3交代で研究の内容をわかりやすく説明します(事情により説明員がいない場合もあります)

研究ポスター タイトルリスト

↑5月中旬頃に公開予定

10:00~12:00/13:00~15:00

統計よろず相談室

会場:2階打合せ室 事前申込制
▶ お申込み

統計にかかわるご質問・ご相談に研究者が1件30分程度でお答えします。質問のレベルは問いません。

【回答者】
  • 赤穂 昭太郎(統計数理研究所 教授)
  • 矢野 恵佑(統計数理研究所 准教授)
  • 奥野 彰文(統計数理研究所 准教授)
  • 小森 理(統計数理研究所 客員教授)
  • 高橋 啓(統計数理研究所 客員准教授)

10:00~12:00

大学院相談室 総合研究大学院大学 先端学術院 統計科学コース

会場:2階大会議室 申込不要

  • 教員マッチング
  • 在学生との閑談
  • 学生募集要項(様式集)の配布等

  • 教員マッチングとは、志望指導教員に悩んでいる方や自分の研究内容に合う指導教員を見つけられない方向けに、コース長等が志望研究内容を伺い、マッチする教員を紹介するシステムです。また、在学生と自由にお話しできるエリアもございます。

オープンハウス スタンプラリー

すーりんのハードカバーメモ帳

オープンハウスの会場6か所にすーりんたちのスタンプがあります。
6個全部集めた方にはオリジナルグッズ「すーりんのハードカバーメモ帳」をプレゼント!
問い合わせ先
統計数理研究所 (管理部総務企画課)
TEL:050-5533-8500(代表)
E‐mail: ismopenhouseml1.ism.ac.jp

関連リンク


バックナンバー