椿所長の2021年度デミング賞本賞受賞が決定

10月5日(火)に開催されたデミング賞委員会において、椿所長の2021年度(令和3年度)のデミング賞受賞が決定しました。

授賞式は11月10日(水)16時より新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から受賞者および授与関係者のみで経団連会館(東京 大手町)にて開催され、授賞式の様子はライブ配信されます。

 

【受賞理由】

東京大学大学院修士課程修了、同大学院より工学博士を授与。筑波大学教授等を経て、現在、データサイエンス研究推進をミッションとする情報・システム研究機構理事統計数理研究所長として活動。TQM(日本的品質管理)の考え方を原点に、(独)統計センター理事長を含む7府省17の部会長・座長等や日本品質管理学会を含む5つの学協会の会長・理事長に従事。既に100万人以上の受検者を輩出した品質管理(QC)検定の創成を通じた統計的品質管理教育の普及、官庁統計の集計プロセスの品質保証の確立と収集した調査票個票を広く研究者が利用できる仕組みの構築、医薬品許認可における臨床試験で消費者危険を最小にする統計的方法に関するシステムの提案とそのわが国薬事審査への実装、統計的方法等の管理技術を新製品開発プロセスに適正利用するための国際規格の原案作成等を通じてTQMの社会基盤の構築と整備に貢献した。

    

【2021年度デミング賞受賞報告講演会および受賞式の報告】
 https://www.ism.ac.jp/kouhou/news/20211110.html