第1回 医学統計(臨床試験入門)セミナー

日時
2015年4月9日(木) 18:00~ (第1回)
※以後、毎週木曜日の18時から、半年間ほど継続して実施する予定です。

参加無料

資料の準備等の為、参加希望者は事前にご連絡をお願いいたします。
(第2回以降からのご参加も歓迎します。ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。)
連絡先
データ科学研究系 野間久史 nomaアットマークism.ac.jp
場所
統計数理研究所 セミナー室3(D312A)
※ 第2回以降は、セミナー室6(A508)
内容
JCOGデータセンター(訳).米国SWOGに学ぶがん臨床試験の実践.医学書院,2013年. (原書:Green, S., Benedetti, J., Smith, A., Crowley, J. (2012). Clinical Trials in Oncology, 3rd edn. CRC Press.)
の輪読。
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現在、厚生労働省の臨床研究中核病院整備事業などを受けて、国内の大学病院などの医学系の研究機関では、臨床研究を実施するための本格的な組織作りが急速に進められています。 その中で、生物統計家(biostatistician)は必須の人材とされており、1月に厚生労働省から発表された、臨床研究中核病院の承認要件には「データセンターの設置と生物統計家2名の雇用」という要件が含まれています。 日本計量生物学会でも、「試験統計家」の認定制度が始まる予定となっています。欧米では、既に数十年前から、生物統計家は、臨床試験・臨床研究を実施するための必須の専門職として、 多くの研究機関にポジションが常設されており、国内においても、統計学についての確かな専門性を有する人材の活躍の場はますます広がっていくものと思われます。

本セミナーは、大学院生~PDレベルの若手研究者を対象にした、臨床研究・臨床試験における生物統計学についての入門レベルの勉強会です。 バックグラウンド,現在の専門や研究内容は問いません。今後、医学統計に関するキャリアを考えてみたいという方や、臨床試験に関する生物統計学をこの機会にきちんと勉強してみたいという方、 ご関心のある方は、お気軽にご連絡ください。