数学・数理科学と共に拓く豊かな未来 数学・数理科学と諸科学・産業の恊働による研究を促進するための「議論の場」を提供

数理材料科学コミュニティ コミュニティメンバー

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磯村 哲(株式会社地球快適化インスティテュート(三菱ケミカルホールディングス))

 

バックグラウンド医薬品の in Silico 分子設計、ケモインフォマティクス、バイオマーカー (統計・実験とも)、蛋白質科学、統計少々、その他化学・生物関連

研究・業務キーワード:シンクタンクにおける調査研究、ヘルスケア・化学分野におけるデータ科学の活用・ビジネス構築、特に新規事業の立ち上げ

コメント:統計数理研究所様とはここ何年か共同研究させて頂いております。たまに立川にもお邪魔させて頂いております。材料分野はそれほど詳しくありませんので、勉強させて頂ければと思っております。宜しくお願い致します。

 

伊藤 聡(理化学研究所 計算科学研究機構)

 

バックグラウンド計算材料科学

研究・業務キーワード:電子構造計算、数値計算

コメント:産業的・社会的課題解決に必要な「技術」と「仕組み」の深耕と構築に取り組んでいます。さまざまな分野でのコミュニティベース活動に期待しています。

 

小田 忠雄(東北大学 名誉教授)

 

バックグラウンド代数幾何学, 特に, 凸体と関連の深い「トーリック幾何学」を専門としています.

バックグラウンドについてのコメント小谷元子・砂田利一両氏による結晶の「標準実現」が, トーリック幾何と思いがけない関連を持つことに数年前に気付き, 論文3編にまとめるとともに, 東北大学原子分子材料科学高等研究機構のシンポジウムにも数回参加しました. 

研究・業務キーワードとコメント:結晶の「標準実現」には, 「凸タイル張りが潜んでいる」場合が多く, その特徴付けに取り組んでいます. 結晶・準結晶理論における「切断射影法」が, トーリック幾何を通じて, 代数幾何学における「幾何学的不変式論」に対応していることが判明. 解明がさらに進めば, 材料科学にも何らかの貢献が期待できると考えています.

 

風間 俊哉(サレジオ工業高等専門学校 電気工学科

 

バックグラウンド:物理工学、情報システム学、生物科学

研究キーワード:生物の運動・かたちづ くりの数理、生物模倣型ソフトロボティクス、扁形動物(特にヒラムシ)、生物学・数理科学・ロボット工学の協働的研究

コメント:様々な生命現象を対象として、その理解を目指した数理科学(and/or)ロボティクスを活用した研究を進めています。最近は特に、柔らかい身体を持つ動物(特に偏形動物)に学ぶソフトロボティクスの研究に力を入れています。そこでは、ソフトマテリアルと、その構造・解析・運動を記述する数理モデルが重要です。当コミュニティで材料分野に近い方々と交流・勉強させて頂けたらと思っております。宜しくお願い致します。

 

木村 正人(金沢大学理工研究域数物科学系 教授)リンク

 

バックグラウンド:応用数学,数値解析,偏微分方程式,数理モデリング

研究キーワード:破壊力学,亀裂進展モデル,弾性体方程式,自由境界問題,最適形状設計,変分問題,有限要素法,境界要素法

コメント:最近は亀裂進展モデルや自由境界問題を中心に,様々な現象の数理モデリングに興味を持っています.スタディーグループなど産業への応用に積極的に関わって行きたいと考えています.

 

小林 景(慶應義塾大学 理工学部 数理科学科

 

バックグラウンド:理論統計学

研究キーワード:ベイズ予測、幾何学的統計学、統計的機械学習、モデル選択

コメント:幾何学を用いた統計学や統計的機械学習を、材料工学、物性科学へ応用する研究にも興味をもっています。

 

鹿野 豊(自然科学研究機構 分子科学研究所 特任准教授)リンク

 

バックグラウンド:量子物理、数理物理

研究キーワード:量子測定理論、量子ウォーク、操作論的アプローチ

コメント:マテリアルサイエンスはまったくの素人です。これまで培ってきた広い研究分野に対する知見を総動員して、総合科学であるマテリアルサイエンスにトライしてみたいと思います。

 

千葉 文浩(トリウムテックソリューション 研究主幹/数理解析担当) (所属先リンク 個人HPリンク

 

バックグラウンド理学部数学科出身/関数解析、数値解析 物質材料科学に興味あり (lammpsでのシミュレーション、freefem++での数値計算)

研究・業務キーワード熔融塩炉(原子炉)の開発、それに必要な材料の研究 材料のシミュレーション

コメント:トリウムテックソリューションは事故の起きにくい液体燃料の原子炉を開発する会社です。エネルギー源だけでなく、使用済み核燃料の処理も目指しています。

 

中田 聡(広島大学大学院理学研究科)

 

バックグラウンド:物質・材料科学(実験系)

研究キーワード:動的な界面現象・振動反応

コメント:生命現象で見られる神経細胞の興奮と情報伝播、リズムやパターンを作り出す現象などの仕組みを、無生物系のモデル実験系を用いて再現し、その本質を解明する研究をしています。あたかもアメンボウのような動きを見せる無生物系、興奮しながらにおいを感じるセンサ、光で制御される模様など、化学反応系を用いた実験をしています。宜しくお願い致します。

 

星 健夫(鳥取大学大学院工学研究科 機械宇宙工学専攻応用数理工学講座) リンク

 

バックグラウンド:物性理論物理学

研究キーワード:計算物質科学(電子状態計算)、 大規模数値線形計算(クリロフ部分空間など)、 超並列アルゴリズム

コメント:自作の超並列型大規模電子状態計算ソフト (ELSES, http://www.elses.jp/ ) を中心に、 物質科学と数理科学に渡って研究をしています。

 

松江 要(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 / カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所リンク

 

バックグラウンド:数学・数理科学

研究キーワード:無限次元力学系、精度保証付き数値計算、特異摂動問題(マルチスケール解析)、位相幾何、偏微分方程式(大域適切性と解の爆発、衝撃波)、トポロジー最適化、量子ウォーク、計算ホモロジー、ガラス

コメント:具体的な微分方程式や写像が生成する力学系の不変集合の性質を、精度保証付き数値計算と呼ばれる技法を援用して検証するための方法を研究しています。現在は特異摂動問題や保存則系における衝撃波の解析、解の爆発現象に興味があります。また、そこで用いる解析的手法や幾何学的手法(写像度、Conley指数や幾何学的測度論)から派生する研究、材料科学への応用を意識した最適化問題や、アモルファス構造の解明なども行っています。

 

山本 義郎(東海大学理学部数学科 教授)リンク

 

バックグラウンド:計算機統計学、データマイニング、統計教育

研究キーワード:統計的推測に関わる数値計算法についての研究や、医学、スポーツ、マーケティングなど様々な分野におけるデータ解析および統計データの可視化を研究分野としています。

コメント:統計科学が様々分野で活用されるために、異分野間の共同研究に、主に学内において取り組んでおります。数学の教員養成を行っている学科に所属していることもあり、数学や統計学について高大連携として様々な形で関わっております。数学・数理科学と物質・材料科学の協働による研究活動にも興味を持ち、コミュニティへの参加を希望いたしました。

 

 

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