感染現象および感染症流行の理論的研究に携わる研究者のうち,特に構造化個体群モデルなどメカニズムを捉えた機構的モデルを利用して,新しい感染症の発生・流行の予兆・予測に関わる研究に従事している或いは興味がある研究者によってチームを形成して小研究会を開催する.各チームは2名の講師及び講師を含む3-4名の聴講者によって,全員が議論に参加をする形で構成する.会議の進行は運営責任者の斎藤・西浦が責任を持ち、チーム毎のモデレータは立てない。少なくとも1つの課題に関する原著論文を仕上げることを前提に,共同研究のシーズ発見をめざした深い議論を行うため、講演数と聴講者の両方を少なく設定し、その見返りとしてチーム間で共同してオリジナル研究を生み出すことに注力する。各講演者が1時間~2時間の講演の中で問題提起を行い、1日目の午後の討論セッションにおいて、共同研究で取り組む課題を決定し,その解決手段について集中的に議論する。
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