2018 年 3 月より, 日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (Workshop on Optimization and its Applications, OPTA) が開始しました. 研究部会についての詳細はこちらをご覧下さい.

最適化とその応用: 未来を担う若手研究者の集い 2019 開催報告

2019 年 6 月 29--30 日にかけて未来を担う若手研究者の集い 2019 (OPTA @ つくば 2019) を開催いたしました. おかげさまで 142 名もの方にお越しいただき, 大変な盛況となりました. 本研究集会では表彰規定に基づき以下の表彰を行ないました.

  • 最優秀発表賞
    • 小倉拳氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
      ガウシアンホモトピー法に適した非凸最適化問題の特徴づけ
    • 池田基樹氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
      頂点容量型最小コスト自由多品種流問題に対するコストスケーリングアルゴリズム
  • 優秀発表賞
    • 丹野一輝氏 (慶應義塾大学 大学院理工学研究科 開放環境科学専攻)
      道路網における移動経路上の施設までの距離分布とその応用
    • 隈部壮氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
      Linear Pseudo-Polynomial Factor Algorithm for Automaton Constrained Tree Knapsack Problem
    • 前井康秀氏 (名古屋大学 大学院情報学研究科 数理情報学専攻)
      グラフへドニックゲームに対する総効用最大化 FPT アルゴリズム
    • 小林健氏 (東京工業大学 工学院 経営工学系, 富士通研究所)
      混合整数半正定値最適化問題に対する分枝切除法
    • 大城泰平氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
      Improved Structural Methods for Nonlinear Differential-Algebraic Equations via Combinatorial Relaxation
    • 福薗菜央佳氏 (名古屋大学 大学院情報学研究科 数理情報学専攻)
      弦グラフ関連クラスにおける 2 人プレイヤー拡散競争ゲームのナッシュ均衡について
    • 増村優哉氏 (大阪大学 大学院情報科学研究科 情報数理学専攻)
      一般化最小マンハッタンネットワーク問題に対する動的計画アプローチ
    • 清水伸高氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
      Phase Transitions of Best-of-Two and Best-of-Three on Stochastic Block Models
  • その他の詳細: こちらのページをご覧ください.

次の研究会

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 第 8 回研究会を以下の要領で行ないます. みなさまお誘い合わせの上ご参加下さいませ.

  • 日時: 2019 年 9 月 7 日 (土) 13:30--18:00 (開場は 13:00 頃)
  • 会場: 中央大学 後楽園キャンパス 3 号館 3 階 3300 号室 (交通アクセス, キャンパスマップ)
  • 講演 1
    • 講演者: 二反田篤史氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
    • 講演題目: 高次元ニューラルネットに対する勾配法の大域収束性と汎化性能解析
    • 講演概要: 深層学習モデルを含む高次元ニューラルネットに対する最適化手法の大域収束性は機械学習における一つの大きな問題であるが, Neural Tangent Kernel (NTK) と呼ばれるニューラルネットが定めるカーネルの解析を通して近年部分的に解決され始めている. 本発表ではまず, NTK についての関連研究を概説する. 既存研究の多くは回帰問題を対象とし NTK の正定値性が重要な役割を担うが, 本研究では識別問題に対しては NTK によるデータの識別可能性がより本質的な仮定である事を示す. そして現実的なサイズの二層ニューラルネットの下, 勾配法の大域収束性と汎化誤差評価を与える.
  • 講演 2
    • 講演者: 池田思朗氏 (統計数理研究所, 国立天文台, Kavli IPMU)
    • 講演題目: ブラックホールシャドウの撮影とイメージング
    • 講演概要: 2019 年 4 月 10 日に世界 6 箇所同時に記者会見が開かれ, Event Horizon Telescope (EHT) の最初の研究成果として, ブラックホールシャドウの画像が公開された. この画像は電波干渉計によって得られたものだが, 電波干渉計でイメージを得るためには, 計算機上での処理が必要となる. その最終段階ではイメージングと呼ばれる処理が行われる. 今回の観測は史上初となるものであったため, このイメージング法の更新も必須であった. 最終的に公開された画像には複数の方法が貢献しているが, 我々もスパースモデリングの手法を導入し, EHT のイメージングに貢献した. 本講演では電波干渉計の仕組みとスパースモデリングの概要を説明し, EHT イメージングにおいてどのように用いられたのかを解説する.
  • 参加費用: 無料
  • 参加資格: 自由 (会員/非会員不問)
  • 事前申込: 不要
  • 懇親会: 研究会終了後 18:30 頃より会場付近で懇親会を開催します. こちらも奮ってご参加くださいませ.

その後の研究会

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 第 9, 10 回研究会を以下の要領で行ないます. みなさま万障お繰り合わせの上ご参加下さいませ.

第 9 回

2019 年 10 月から 12 月の間に 1 回研究会を開催する予定です.

第 10 回

  • 日時: 2020 年 2 月 29 日 (土) 13:30--18:00 (開場は 13:00 頃)
  • 会場: 電気通信大学 (部屋は未定です. 交通アクセス・キャンパスマップ)
  • 講演者等は現時点では未定です.
  • 連動開催: 28 日 (金) 午後から 29 日 (土) 午前にかけて第 17 回進化計算学会研究会が電気通信大学で開催されます. こちらへのご参加もぜひご検討ください.
  • 参加費用: 無料
  • 参加資格: 自由 (会員/非会員不問)
  • 事前申込: 不要
  • 懇親会: 研究会終了後 18:30 頃より会場付近で懇親会を開催します. こちらも奮ってご参加くださいませ.

メーリングリスト

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 研究会の開催案内などをメーリングリストを用いて配信しています. 新規登録のご希望や登録変更のご希望などがございましたら, 幹事までお気軽にご連絡下さい. なお, 同様の情報は日本オペレーションズ・リサーチ学会のメーリングリスト等にも投稿しております.

過去の研究会

リンク

問い合わせ先

  • 主査: 高松瑞代 (中央大学) takamatsu (ㆁᴗㆁ✿) ise.chuo-u.ac.jp
  • 幹事: 田中未来 (統計数理研究所) mirai (۶╹◡╹)۶ ism.ac.jp