2018 年 3 月より, 日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (Workshop on Optimization and its Applications, OPTA) が開始しました. 研究部会についての詳細はこちらをご覧下さい.

本研究部会における新型コロナウイルス感染症への対応について

新型コロナウイルス感染症への対応につきまして, 以下についてご了承いただけますようよろしくお願い申し上げます.

  • 新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては研究会の開催を中止させていただく場合がございます.
    • やむをえず研究会の開催を中止することが決まった際には, 中止のご案内を OR 学会メーリングリスト, stats メーリングリスト, 本研究部会メーリングリストに投稿いたします.
    • 中止の際のご案内はこのウェブページにも掲載いたしますが, 技術的な制約のためウェブページが速やかに更新されない場合がございます (更新後, 反映まで最大 7 時間の遅延があります). 各種メーリングリストに参加なさっていない方におかれましては, お手数をおかけしますが, 開催の有無について主査または幹事までお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます.
  • 研究会を予定通り開催する場合におきましても以下についてお願いいたします.
    • 発熱, 倦怠感, 呼吸困難などの症状がある方はご来場をご遠慮下さい.
    • 感染予防のため, スタッフはマスクを着用している場合があることをご了承下さい.

最適化とその応用: 未来を担う若手研究者の集い 2020 の中止と今後の研究会の予定について

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 学生を中心とする若手研究者の研究発表・交流の場として, 未来を担う若手研究者の集い 2020 と題した 2 日間の研究集会を企画しておりましたが, 新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑みた結果, 中止となりました.

次の研究会

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 第 12 回研究会を以下の要領で行ないます. みなさまお誘い合わせの上ご参加下さいませ.

  • 日時: 2020 年 8 月 31 日 (月) 13:30--17:00 (開場は 13:00 頃)
  • 会場: ウェブ会議システム (詳細が決まり次第ご案内します.)
  • 事前申込: 前日までにこちらからの参加申込が必要です. 登録されたメールアドレスに参加のための情報をお送りします.
  • 講演 1
    • 講演者: 馬原凌河氏 (京都大学 大学院理学研究科 数学・数理解析専攻)
    • 講演題目: 頂点近傍重み付きシュタイナー木問題に対する近似アルゴリズムの設計
    • 講演概要: 最小コストシュタイナー木問題は最も古典的な NP 困難問題のひとつである. 無向グラフと非負の辺コスト関数, そしてターミナルと呼ばれる頂点部分集合が与えられたとき, すべてのターミナルを連結にするような総コスト最小の部分グラフを見つける問題である. 目的関数を変えることで, この問題の様々な変種を考えることができる. 頂点周りの辺コストの最大値の各頂点における和を最小にする最小パワーシュタイナー木問題や, 頂点に重みが付加した頂点重み付きシュタイナー木問題などが例として挙げられる. 本講演では, これらを一般化した問題に対する近似アルゴリズムの設計を紹介する.
  • 講演 2
    • 講演者: 汪玉柱氏 (筑波大学 大学院システム情報工学研究科 社会工学専攻)
    • 講演題目: 半正定値行列錐の疎緩和に関する最近の話題
    • 講演概要: 理論的に半正定値計画問題 (SDP) は多項式時間で任意の精度に解け, 優れたソルバーも多数提供されているが, 問題のサイズによっては現実的な時間内で解くことが困難な場合がある. このような困難に対処する一つの方法は, 制約を与える半正定値行列錐をより計算しやすい集合に緩和することである. 緩和集合としては, 線形計画問題 (LP) で判定できる優対角行列集合 (DD), 2 次錐計画問題で判定できるスケーリング優対角行列集合 (SDD), 小行列式の半正定値性を用いた疎 SDP 緩和などが提案されているが, 本発表ではこれらに関する最近の研究成果を紹介する. 特に発表者らが提案した, DD を含み SDD に含まれる LP 適用可能な緩和集合や, Blekherman et al. (2020) が示した疎 SDP 緩和錐と半正定値錐の距離に関する理論的な性質を緩和集合に拡張した結果などについて述べる予定である.
  • 講演 3
    • 講演者: 清水伸高氏 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
    • 講演題目: エキスパンダーグラフ上の合意モデル
    • 講演概要: 合意モデルでは, 各頂点が 2 種類どちらかの意見を持つグラフを考え, 各頂点が共通のプロトコルに従い隣接頂点と通信しながら自身の意見を同時に更新していく過程を解析する. 特に, 全頂点が同一の意見を持つまでにかかるステップ数 (合意時間) が重要である. 本研究では, 既存の様々な合意モデルを特殊ケースとして含む一般的なモデルを提案し, そのモデルがエキスパンダーグラフ上で高速に合意に至ることを示す. 既存研究は特定のモデルに対して意見の初期状態に様々な仮定をおいた上での合意時間の上界を得ていた. 一方で本研究の結果はそのような仮定をおかずに既存結果と同程度の合意時間の上界を得たため, 既存結果の単純な拡張のみならずより強い主張も得ている. 本研究は中央大学の白髪丈晴氏との共同研究である.
  • 参加費用: 無料
  • 参加資格: 自由 (会員/非会員不問)
  • 懇親会: ウェブ会議システムでの開催のため, 今回は開催しません.

その次の研究会の予定

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 以下の要領で第 13 回研究会を開催いたします. みなさまお誘い合わせの上ご参加下さいませ. (注: 当初は現地開催を検討していましたが, ウェブ会議システムでの開催とします. また, 時間帯が変更となりましたのでご注意ください.)

  • 日時: 2020 年 9 月 16 日 (水) 13:30--18:00 (開場は 13:00 頃)
  • 会場: ウェブ会議システム (詳細が決まり次第ご案内します.)
  • 事前申込: 前日までにこちらからの参加申込が必要です. 登録されたメールアドレスに参加のための情報をお送りします.
  • 講演 1
    • 講演者: 野々部宏司氏 (法政大学 デザイン工学部)
    • 講演題目: メタヒューリスティクスによるスケジューリング最適化ソルバーの開発と実問題への適用
    • 講演概要: 実務に現れる様々な組合せ最適化問題を扱うことのできる汎用ソルバーの構築を目指して, 講演者はこれまでにメタヒューリスティクスに基づくアルゴリズムの開発と実問題への適用を行ってきた. 本講演では, とくにスケジューリング問題に特化した最適化ソルバーについて述べる. 背景やその位置づけを説明した後, 資源制約付きスケジューリング問題を拡張したモデルとアルゴリズムの概要について述べる. また, 実問題を含むいくつかの適用事例を紹介する.
  • 講演 2
    • 講演者: 濱田直希氏 (KLab 株式会社)
    • 講演題目: 多目的強凸最適化のパレート集合のトポロジー
    • 講演概要: 施設配置問題, 純粋交換経済, 生物の表現型多様性モデルなど様々な多目的最適化問題において, パレート集合が単体である, あるいは単体に似た構造をもつことが古くから指摘されてきた. しかし, そのような言明は近年まで厳密に定式化されておらず, それが成り立つ条件もわかっていなかった. 本発表では, その定式化として単体的な問題とよぶ問題クラスを定義し, ジェネリックな多目的強凸最適化問題は単体的であることを示す. 単体的な問題のパレート集合に対してパラメトリック超曲面をフィッティングする手法を示す. この手法を応用して, いくつかのスパースモデリング手法のハイパーパラメタ選択について考察する.
  • 連動開催: 9 月 15 日から 16 日にかけて同じくウェブ会議システムで開催される第 18 回進化計算学会研究会との連動開催です. 時間帯に重なりはありませんので, こちらにも奮ってご参加ください. なお, 九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 共同利用研究集会 進化計算の数理とも連動開催の予定でしたが, こちらは延期となりました.
  • 参加費用: 無料
  • 参加資格: 自由 (会員/非会員不問)
  • 懇親会: ウェブ会議システムでの開催のため, 今回は開催しません.

メーリングリスト

日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究部会 最適化とその応用 (OPTA) では, 研究会の開催案内などをメーリングリストを用いて配信しています. 新規登録のご希望や登録変更のご希望などがございましたら, 幹事までお気軽にご連絡下さい. なお, 同様の情報は日本オペレーションズ・リサーチ学会のメーリングリスト等にも投稿しております.

過去の研究会

リンク

問い合わせ先

  • 主査: 高松瑞代 (中央大学) takamatsu (ㆁᴗㆁ✿) ise.chuo-u.ac.jp
  • 幹事: 田中未来 (統計数理研究所) mirai (۶╹◡╹)۶ ism.ac.jp