XC4000 計算統計学支援コンピュータシステム
2006年 1月 に新しく導入されました。HP ProLiant DL145 G2(AMD Opteron 2.6GHz 256CPU 640GB) MPIベースのスーパーコンピュータシステムです。
ハードウェア
計算ノード1
- 機械名:HP ProLiant DL145 G2
- ノード数:96
- C P U : AMD Opteron (2.6GHz) x2 96ノード 192CPU
- メモリ: Total 4GB 96ノード 384GB
計算ノード2
- 機械名:HP ProLiant DL145 G2
- ノード数:32
- C P U : AMD Opteron (2.6GHz) x2 32ノード 64CPU
- メモリ: Total 8GB 32ノード 276GB
サービスノード(ログイン)
- ノード数:4
- 機械名:HP ProLiant DL385
- C P U : AMD Opteron (2.6GHz) x2 4ノード 8CPU
- メモリ: Total 8GB 4ノード 32GB
ソフトウェア
- クラスタソフトウェア: XC System Software 以下を含む
- Linux Virtual Software
- SLURM
- SystemImager
- Pdsh
- Nagios
- SuperMon
- 開発用ソフトウェア:
- PGI Fortran C/C++
- Intel Fortran C/C++
- PathScale Fortran C/C++
- J2SE(TM)Development Kit
- MPI2:
- HP MPI
- 数値演算ライブラリ:
- FFTW, SPRNG, AMD ACML
- NAG並列ライブラリ
- 開発環境支援ツール:
- PGIコンパイラ付属のデバッガ、プロファイラ
- HP MPI付属のプロファイラ
- GDBデバッガ
- pgrofプロファイラ
- バッチジョブ管理:
- LSF
マニュアル
- HP XC4000 スーパーコンピュータ システム Ver.3.0
- FORTRANによる物理乱数プログラム例
- 物理乱数生成・配送システム
- ismxc:/home/doc/ismxc/
コンパイル、実行時の注意点
<MPIでインテルフォートランを利用する場合の例>- モジュールをロードする
- 利用可能なモジュールのリストは以下のコマンドで表示されます。
module avail
- 以下のコマンドを発行してください。(この場合MPIとifort/9.0)
module load mpi
module load ifort/9.0 - ロードされたモジュールのリストは以下のコマンドで表示されます。
module list
- モジュールをアンロードする場合は
module unload モジュール名
- コンパイル
mpif90 -o test test.f90
- bsub 時に-o -e オプションを付ける、ファイル名にも注意する
(このオプションを付けないとファイルができませんのでご注意ください)bsub -q q8 -n 8 -o test.out -e test.err mpirun -srun ./test
- PATH について
.cshrc や.login ファイルで 不適切なpath やmanpath を指定していることが原因となってコンパイルできない、man が表示できないことがあります。path manpath がない状態で計算等は可能です。またモジュールをロードするとそのモジュール内の内容のman が表示可能となります。
以上の点、前のマシンからホームを移行された方はご注意下さい。