交絡を考える

概要

要因をランダム化していない、ランダム化できない、観察研究では、「ほんとうは未知の交絡要因が原因ではないか」という疑問が常につきまとい、論文を投稿してもレフェリーから「調整していない交絡要因が影響しているのではないか」という反論しにくいコメントが帰ってきて困ることもしばしばです。
この公開講座では、

  • ・サリドマイドは原因ではなく未知の交絡要因がほんとの原因?
  • ・因果グラフと交絡
  • ・Table 2 Fallacy

などについてお話します。

開催要項

日 時 2023年2月10日(金) 14:00~16:15 (15分の休憩を含む)
開催方法
定員
Zoomを使ったオンライン開催
定員100名(予定)
講 師 佐藤俊哉 教授 (京都大学大学院医学研究科)
共 催 京都大学臨床統計家育成コース
オーガナイザー 逸見昌之 准教授 (統計数理研究所)
参加申込 本講座の申込受付は、Peatix Japan(株)のシステム上で行います。下記リンクをクリックすると同社のサイトに移動します。お申込のためにはPeatix Japan(株)のシステムにアカウントの登録が必要です。

Peatixでの募集開始:

2023年1月10日(火)12:00~ (予定) (お申し込みは こちら からです)

※定員に達し次第、お申込を締め切らせていただきます。
※取得した情報は、当該講座への登録及び受講に関する連絡や、企業や個人を特定できない形で弊所講座・教材等の企画立案等のために利用することがあります。Peatix Japan(株)のシステムにアカウントを作成する際に入力する情報については同社のポリシーに従うものとします。

参考文献

・立森久照、林岳彦、伊庭幸人、星野崇宏編. [特集]因果推論. 岩波データサイエンス Vol. 3, 2016.
・佐藤俊哉. 宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ 検定の巻. 岩波科学ライブラリー194, 2012.