統計を使うと何が言えるのか―科学哲学からの統計学再入門―

概要

統計ソフトの発展と普及により、統計学は気軽に使えるようになった。その反面、統計ソフトは統計処理過程をブラックボックス化してしまい、統計で何が言えるのかを不明瞭にしている。数理統計学は統計の正しい理解へ導いてくれるが、習得は容易でない。本講義では、数式よりも概念や考え方に焦点を当てた科学哲学の視点から、統計解析法を解体する。なぜ統計学を使うのか、そして統計学を使うと何が言えるのかを解説し、統計学の再入門を手引きする。

開催要項

動画公開期間 2020年9月21日(月)9:00~2020年10月1日(木)16:00
質疑応答対応日時 2020年10月1日(木)14:30~15:30
会 場 Webにて開催いたします。
講 師 森元良太 准教授(北海道医療大学 リハビリテーション科学部)
参加申込 お申し込みについては こちら からお願い申し上げます。

参考書

・エリオット・ソーバー(2012)『科学と証拠』松王政浩訳、名古屋大学出版会。
・エリオット・ソーバー(2020予定)『オッカムのかみそり』森元良太訳、勁草書房。