医療健康科学基盤数理プロジェクト

医療健康科学基盤数理プロジェクト

医療・健康科学に関するデータ解析手法の基礎とその数理についての研究を行います。欠測データ解析や統計的因果推論、セミパラメトリック推測論や生存時間解析といった医療統計学の分野で広く用いられている統計手法に加え、他の情報数理分野の知見も取り入れながら、これからの時代を見据えた基礎研究を行います. また、基礎研究を通じて、統計的方法論やその数理の面から他分野との接点にも目を向け, 交流を促進します。

医療健康科学基盤数理プロジェクトのイメージ 公表バイアスの存在下におけるメタアナリシスの結果に対する最悪評価. 実線は, ある治療法に対する臨床試験における効果の指標 (対数オッズ比) の95%信頼区間の存在範囲を表し, 破線は P-値の上限を表している (Henmi, Copas and Eguchi, 2007 Biometrics 63: 475-82より).