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公募型人材育成事業

2020年度活動紹介

2020-思考院-7001 『ネットワーク科学セミナー』

ネットワーク科学を研究キーワードにもつ若手によるワークショップ

現地での講演の様子

2020年12月17日、18日、26日の三日間、東北大学学際科学フロンティア研究所の現地開催およびオンライン配信のハイブリッド形式で、公募型人材育成事業の助成によりネットワーク科学セミナー2020を開催しました。「ネットワーク科学」を研究キーワードに研究を行っている若手研究者を中心に、分野横断的に議論することで相互理解を深めること、情報共有の場を提供することを目的として企画しました。

オンライン参加も含めて計102名の参加登録があり、9件の全体講演、3件の大学院生による講演、18件のポスター講演がありました。感染症の伝播から生態系、国際政治まで様々なトピックの講演があり、分野の垣根を超えた活発な議論が行われました。また、海外で活躍される博士研究員のパネルディスカッションも企画し、コロナ状況下における、海外の研究生活のお話もしていただきました。当分野と関連分野の大学院生・若手研究者の交流を深める貴重な機会となりました。貴研究所のご支援に感謝申し上げます。

2020-思考院-7004 『第15回Biostatisticsネットワーク』

医学統計学を専攻する大学院生の研究交流のためのワークショップ

2020年9月1日に、統計思考院の公募型人材育成事業の一環として「第15回Biostatisticsネットワーク」をオンラインで開催した。本行事は、医療統計学を専攻する国内の大学院生の研究交流を目的として毎年行われており、今年は大阪大学、大阪市立大学、北里大学、京都大学、久留米大学、静岡大学、東京理科大学、北海道大学、横浜市立大学の9大学から教員と学生を合わせ120名の参加があり盛会となった。本会の大きな特徴は、準備や運営も各参加大学からの学生委員が主体となって行い、その過程でも交流が深められるという点にある。今回は4つのセッションにおいて各大学の学生から、治癒割合の推定、欠測を含むジョイントモデルの解析などの医療統計方法論に関する問題、具体的なデータ解析など多彩な内容の研究発表があり活発な討論がなされた。また、最後には、東京理科大学 篠崎智大先生による特別講演「傾向スコアのmodern view」があり、近年爆発的に医学研究での使用が増加している傾向スコアについてのまとめがあり、参加学生のみならず教員にもいい刺激となった。

2020-思考院-7005 『データ同化夏の学校』

※詳細は2020年度統計数理研究所夏期大学院のページをご覧ください。