科学の世界では、実験科学、理論科学、計算科学に続く第4の科学のパラダイムとしてデータ中心科学の必要性が叫ばれつづけています。サービス科学においても、現場のデータの重要性が認識されているのはよく知られている通りです。統計数理研究所は、日本におけるデータ中心科学の旗手として最新のデータ中心的手法によってサービス科学を再度見直すべく、サービス科学研究センターを2011年に設立いたしました。
サービス科学は現場の科学でもあります。本研究センターは、統計数理研究所内にとどまることなく、国内の各大学、国内外の研究機関、企業・官庁・NGOなどと広く提携しながら、現場のサービス産業における課題解決を支援してきました。また、大学共同利用機関法人としての各種プログラム、サービス科学NOE (Network of Excellence)や統計思考院の仕組みを最大限活用して、スケールする支援体制を構築してきました。
- 予定日
- 2017年1月16日(月)
- 開催時間
- 10:00 ~ 17:30
- 会場
- 筑波大学東京キャンパス文京校舎122講義室
- 地図
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- 主催者
- 統計数理研究所 サービス科学研究センター
- プログラム
10:00-10:10 |
開会挨拶
(統計数理研究所・所長 樋口知之) |
10:10-11:10 |
アジャイルな時代へ
(株式会社Preferred Networks 丸山 宏) |
11:10-12:10 |
病院情報システムにおけるサービス創出
(島根大学 津本周作) |
12:10-13:30 昼休み |
13:30-14:00 |
Measuring Large Scale Market Responsesfrom POS Data-Regression for High Dimensional SparseData-
(東北大学 照井伸彦) |
14:00-14:30 |
統計モデルによるサービス科学研究
(筑波大学 佐藤忠彦) |
14:30-15:00 |
サービス産業データへの集約的シンボリックデータ解析法の適用
(統計数理研究所 清水信夫) |
15:00–15:30 |
行動履歴データのプライバシー保護
(統計数理研究所 南 和宏) |
15:30–15:40 休憩 |
15:40–16:10 |
“サービス工学×ビッグデータ”のイノベーション・アリーナ形成
(筑波大学 岡田幸彦) |
16:10-16:40 |
Urban Economics Model for Land-UsePlanning
(国立環境研究所 山形与志樹) |
16:40–17:10 |
次世代人工知能技術のサービス・生活分野への適用
(産業技術総合研究所 本村陽一) |
17:10–17:30 |
総合討論 |
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