調査は、個別面接聴取法により実施しています。


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調査対象と調査方法
 「日本人の国民性調査」はすべて、20歳以上 (ただし第11次・第12次調査は20歳以上80歳未満、第13次調査は20歳以上85歳未満) の男女個人を調査対象とした標本調査です。
 各回とも層化多段無作為抽出法で2,254~6,400名の標本を抽出し、個別面接聴取法で実施しています。
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調査の内容
 調査項目の内容としては、できるだけ広い範囲から国民性の特徴をよく表す題材を選ぶようにしています。多くの項目が繰り返し調査されていますが、必ずしも全ての項目が毎回調査されているわけではありません。
 どの項目にも、全ての実施回をとおして共通した#番号がつけられています。さらに、全ての調査項目は、「§1基本項目」から「§9日本人・人種」まで、9つの領域のいずれかに分類されています。
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調査票
 第1次・第3次・第4次全国調査では、用いた調査票はそれぞれ1種類です。 1958年 (昭和33年) の第2次全国調査では、調査票は青色調査票と白色調査票の2種類があり、青色は問1から、白色は問101から始まっています。
 1973年 (昭和48年) の第5次全国調査以降の調査では、それまで継続してきた質問項目を主とする調査票 (K型調査票とよぶ) と、新規の質問項目に重きを置く調査票 (M型調査票とよぶ) との2種類の調査票を用いています。K型とM型とを用いるのは、一人の対象者にかかる負担 (面接時間の長さ) を軽減するためです。調査にあたっては、標本を二分し、一方の標本にはK型調査票を、もう一方の標本にはM型調査票を用いました。