調査・集計上の注記事項
■ 調査・集計上の注記事項 


1)問32と問36と問40のカテゴリーの番号は、日本調査のもとの調査票とは異なることに注意する。
これは、回答カテゴリーの自然な提示順序が国によって異なることから、この様な違いがでてくるのである。

集計表では、以下のように変換して、各国共通のコードとなっている。

  • 問32 回答カテゴリー
  • 1→賛成
  • 2→反対
  • 3→いちがいに言えない
  • 問36 回答カテゴリー
  • 1→賛成
  • 2→反対
  • 3→いちがいに言えない
  • 問40 回答カテゴリー
  • 1→本当だという
  • 2→そんなことはないという
2)問10は、イタリアとオランダ調査では省いたので、データはダミー[−]となっているのに注意する。また、日本とフランスでは問10aが加わっているが、他の国ではこれを省いている。

3)日本調査の問20では、回答カテゴリーの4として「やりとげたという感じがもてる仕事」としていたが、調査票最終版に誤植が入り、「やりとげたいという感じがもてる仕事」となってしまったので、この微妙な差の影響を比較の際に注意する。

4)問30は、オランダ調査では、オランダの調査担当員が回答カテゴリーに3.「両方」を無断で挿入してしまい、他国との直接比較に問題を生じさせてしまったことに注意する。

5)集計表中の以下の記号に注意する。
 −…該当するカテゴリーが、その国の調査では除かれていた場合

6)集計用回答カテゴリーとして「その他」や「DK(分からない)」を設けたが、調査の時点では国によって回答者への提示カードに予め含まれていた場合と、そうでない場合があった。
したがって、回答結果を調べ、該当者のあるなしを考慮して、集計表のための回答カテゴリーとして決めた。
(原則として、統計数理研究所の研究リポートNo.72とNo.82に対応させているが、「その他」が0.0%の場合に「その他」と「DK」を合算している場合もある。)