ゴム膜の劣化により、最悪の場合には
ゴム膜破損によるガス漏れ
それに伴う、引火・爆発が生じる


調整器はガスを取り扱う機器であるため、そのつくりは頑丈である。
よって、ゴム膜のリモートセンシングには高価な機器が必要。
また、分解検査は現場作業者に多大な負担。
そこで…、ゴム膜振動を介して発生する空気流圧を
測定することで、ゴム膜状態を診断。
また、その装置を開発。
正規化した振動スペクトルをあたかも確率密度関数としてみなし、
Kullback-Leibler(KL)カーネルにより類似度を計算。
AR法により推定したスペクトル
正常データ・劣化データの各データセットから、それぞれ半数をランダムに選択し、
 そのデータを学習したSVMにより残りのデータを判別させるテストを行った。
その試行を100回繰り返したときの平均正解率。
人間の見た目では判断できないものが、9割以上の正解率をもつ。
特にKLカーネルを使用することにより、92%以上の高判別率を実現。
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