2022年度リーディングDAT(Data Analytics Talents)

実施報告

現代社会で必要とされる統計数理の知識とスキルを持ったデータサイエンティストの育成を目的としたプログラム「リーディングDAT」の6 年目となる2022 年度は、4 つの講座「L-A. 現代統計学の基礎」（9月15日-16日）、「L-B. 統計モデリング入門」（12月5日-6日）、「L-S1. 決定木とアンサンブル学習の基礎と実践」（1月17日）、「L-S2. 統計的因果効果推定とその応用」（2月15日）をオンライン講座として開催しました。

L-A、L-B、L-S1は、録画された講義の配信、講師によるライブでの質疑応答、配信後講義動画のオンデマンド配信を組み合わせて行われましたが、L-S2は、初めて講義全体をライブで行いました。どの講座も受講生からは質問が多数寄せられ、大変活発な講座となりました。

また、2021 年度リーディングDAT L-A 講座（4日間）の前半 2日間分、および、関連して作成された補助動画を無料で公開しました。また、2022 年度は新たにリーディングDAT 無料講座を開設し、「L-X1. グラフィカルモデル入門（１）－ グラフの読み方・書き方」（8月31日）、「L-X2. グラフィカルモデル入門（２）－ グラフと確率推論」（9月9日）、「L-Y1. 点過程の時系列解析入門」（11月30日）を配信しました。

本プログラムは情報・システム研究機構のデータサイエンス高度人材育成プログラムの支援により実施されています。統計思考院では今後もオンライン講座の実施を積極的に行うと共に、対面での開催の可能性も探りつつ、社会のニーズに応える企画を進めていきます。

受講登録者数