統計数理研究所

適応・学習アプローチで挑むシステム制御調査研究会(公益社団法人・計測自動制御学会)
第1回講義会「学習」と「システム・制御」の複合領域における新地平

日時
2012年12月19日(水) 13:00〜17:15
※資料の準備のため、参加される方は12月14日頃までに
宮里(miyasatoism.ac.jp)へご連絡ください。
場所
統計数理研究所 セミナー室2 D304号室
プログラム

13:00〜15:00 【講演1】
新田 徹 氏(産業技術総合研究所)
題目「高次元ニューロコンピューティング」

講演概要:
複素ニューラルネットワークも含めた高次元ニューラルネットワークのモデルと諸特性,応用例についてお話します.
高次元ニューラルネットワークは,学習パラメータを複素数などの高次元の数に拡張したものです.
その利点や実ニューラルネットワークとの相違点などについて述べます.

15:15〜17:15 【講演2】
池田 思朗 氏(統計数理研究所)
題目「疎表現に基づく情報処理」

講演概要:
近年,多次元の情報源が疎である,すなわち0が多いということを積極的に用いる情報処理の方法が広く注目されています.
LASSOや圧縮センシングといった方法はその代表格ですが,疎性はより広い概念です.
この講演ではこれまで行ってきた疎性に基づく方法について説明します.
ひとつは回折画像の解析法である位相復元の問題,もうひとつは脳科学で長年研究されている腕の制御の問題です.

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