１９６８（昭和４３）年

　運営委員会を組織し、各部から計算委員を出して運営している。運営主任は石田、一般管理ソフトウエア開発は、渋谷、駒沢、原、計算機操作は高橋（耕）、飯塚、山下である。プログラミングおよびパンチングは原則として各研究室で行なっている。このため計算機利用者のための講習会を随時行なっている。

　プログラミングは主に HARP により行ない、特殊なプログラミングは HISIP 103 B、または計算機室が開発したアセンブラーにより行なっている。42年度には特殊データー入力装置が増設された。

　主として統計計算を行なって昭和42年度中の使用件数約1600件、使用時間約3000時間に及び、そのうち比較的利用頻度の高いものや、使用時間の多いものを上げると次のとおりである。

          ＜主な研究テーマ＞                    ＜使用件数＞ ＜使用時間＞

  回答誤差モデルの研究                                35          42

  数量化に関する研究                                 154         259

  粒子統計に関する研究                               100          67

  交通問題に関する統計的研究                          48         164

  森林調査法の研究                                    63         196

  社会現象の統計的モデル化の研究                      74         138

  電子計算機によるデータ処理の研究                    52         257

  周波数応答関数の研究                                68          98

  Ｍａｒｋｏｖｉａｎ  Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ         126         113

  経済指標表の作成                                    17          39

  取替問題に関するO.R.                                33          54

  予測に関する研究                                    63          95

  Feed-back 理論の研究                                35          32

  医学における統計的分析                             206         281

  その他                                             520         638