平成302018)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

30−共研−1023

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

3

研究課題名

東アジア集団にみられるクローン病発症の性差ゲノミクスの解明

フリガナ

代表者氏名

ヤマザキ ケイコ

山崎 慶子

ローマ字

Yamazaki Keiko

所属機関

日本大学 医学部

所属部局

臨床試験研究センター

職  名

助教

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

クローン病は小腸・大腸に慢性炎症や潰瘍ができる難病である。報告されている多くのクローン病関連領域に人種特異性があることから、日本をはじめとする東アジア主導の研究が望まれている。疾患関連遺伝子の探索に用いられる全ゲノム関連解析は、検体数が増えるほど検出力があがる手法である。しかし欧米に比べ患者数が少ないことが、日本人クローン病の遺伝的背景解明の壁となっている。そこで申請者らはCD有病率の性差に着目した。クローン病の有病率は欧米人集団では男女ほぼ同じだが、日本をはじめとする東アジア諸国では男性の割合が高い。そこで本研究は集団遺伝学的に欧米・東アジア集団を比較し、CDの性特異性に関わる領域を同定することを目的とした。
本研究採択後、解析に使用する予定のスーパーコンピューターのシステム入れ替え等があり、研究の進捗は滞ったこともあり、本研究課題は終了することとした。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

該当成果なし。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

該当研究会なし。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

桂 有加子

日本大学 医学部