平成3(1991)年度 共同研究実施報告書
課題番号 |
3−共研−40 |
専門分類 |
5 |
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研究課題名 |
アモルファス構造の上のスピン配置の研究 |
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フリガナ 代表者氏名 |
タネムラ マサハル 種村 正美 |
ローマ字 |
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所属機関 |
統計数理研究所 |
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所属部局 |
調査実験解析研究系 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
2 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
各々の粒子がスピン(ベクトル量)を持つ粒子系の構造が結晶格子でなくアモルファス状のランダム構造である場合平衡なスピン配置がどの様になるかは基礎的で興味深いところであるが,これまであまり研究が行なわれていない。われわれは,この問題をモンテカルロ・シミュレーションを用いて探求する。他の分野への応用も可能である。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
H.Kawamura & M.Tanemura,Magnetic structure of a Heisenberg spin glasses in a magnetic fieid,J.Phys. Soc. Japan, Vol.60, No.3, 1992年5月 |
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粒子のアモルファス構造のモデルとして,ランダム充填モデルを採用する。各粒子に付随するスピンのモデルにはイジングモデルやハイゼンベルグモデルを考える。スピン間の相互作用を計算するために粒子系の隣接関係を設定しなければならないが,それにはDelaunayネットワークを導入する。これはランダム構造の粒子系のVoronoi分割による隣接関係であり,結晶構造ネットワークの自然な拡張である。モンテカルロ法によって種々の相互作用のパラメータ値に対するスピンの平衡状態を実現し,粒子配置とスピン配置の関係を探る。種村はランダム充填モデルやVoronoi分割を手掛けており,川村はスピン系の研究を続けている。統計数理研究所の乱数発生装置がこの研究に有用である。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
川村 光 |
大阪大学 |