昭和611986)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

61−共研−71

専門分類

8

研究課題名

教育統計情報の活用化に関する研究

フリガナ

代表者氏名

ミズノ キンジ

水野 欽司

ローマ字

所属機関

大学入試センター

所属部局

研究開発部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

子どもの心身発達に関する教育統計資料は,教育関係の諸機関により,数多く蓄積されている。しかし,個々の資料の内容事項や調査時期が異なるなどの特徴から,資料相互を関連づける総体的利用は必らずしも容易でない。
本研究は,個々の資料を,横断的,継断的に結合し,より豊富・多彩な情報を引き出すための具体的な方策を検討・立案することを目的とする。


教育統計調査資料(子どもの心身発達など)は,教育関係の諸機関により数多く蓄積されているが,個々の資料間で内容事項や調査時期が異なるなどの特徴から,資料相互の総体的活用は必ずしも十分でない。本研究は,種々の資料を横断的,縦断的に関連づけ,個別の資料のみでは得られない新たな情報を引出すための具体的な手段・方策を検討することを目的とする。
本年度(61年度)は,準備段階として,文部省関係をはじめとする行政レベルの諸資料の種類・内容などの情報を集め,諸資料にみる測定上の特徴の整理作業を行った。また,現状における資料利用上の問題点,すなわち資料公開に関する法的制約,個票利用の問題,データベース化の問題など,の検討を行い,今後の研究の見通しを得ることができた。その結果,本研究では,主たる資料内容を“子どもの体力・運動能力”に絞ることにし,次年度以降の研究では,これに関連する諸資料間の調査内容を比較対照し,所期の目的達成を図ることにした。関連づけの手法としては,個票の利用が困難のため,aggregateデータに頼らざるを得ず,またなんらかの推定を含まざるを得ないが,いずれにせよ数多くのクロス表の入力・加工・比較を要するので,そのための処理プログラムを準備した。
次年度(62年度)は,本年度の準備検討に基づき,具体的な問題点を一つ一つ,検討して研究を進める。
なお,本年度研究では,国立教育研究所の教育情報調査室の浅木森利昭室長から多大の協力を得た。次年度から,同氏を共同研究員として,本研究課題に参加して貰う予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

現段階は準備研究の段階であり,研究発表は行っていない。次年度以降に発表を予定している。


研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

子どもの心身発達に関する教育統計資料は,教育関係の諸機関により,数多く蓄積されている。しかし,個々の資料の内容事項や調査時期が異なるなどの特徴から,資料相互を関連づける総体的利用は必らずしも容易でない。
本研究は,個々の資料を,横断的,継断的に結合し,より豊富・多彩な情報を引き出すための具体的な方策を検討・立案することを目的とする。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

脇本 和昌

岡山大学