平成クオ(1989)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | クオ−共研−30 | 専門分類 | 4 | |||||
| 研究課題名 | 標本調査法における誤差評価 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タグチ トキオ 田口 時夫 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京経済大学 | |||||||
| 所属部局 | 経済学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 研究代表者は,これまで数年にわたり有意選出法と任意抽出法をめぐる標本調査論における古典的論争の検討と,新たな有意選出法の提案を試みて来た。その結果は,「標本調査論の再検討」として統計数理第34巻第2号に報告された。然しその段階では,有意選出法がよい近似的推定を与えることとその誤差が構造に依存することを指摘することにとどまり,具体的な誤差評価は充分ではなかった。本年度は充分な評価を目的とする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 総務庁統計局平成元年度第1,第2,第3回標本調査研究会議事録及び配布資料 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 集中解折システムの形成と分析が充分進んだので,有意選出法の誤差の本質をなす弾力性係数の測定が可能となった。従ってこれまで充分に行えなかった選出誤差の評価も可能性の高いものとなった。特に定弾力性をもつ構造に対しては,極めて有望で高い精度の選出法の決定が期待出来る。従って寧ろ今後の課題は,より複雑な構造に対して,どのように対応すべきかという一歩進んだ研究を探索し,遂行することに重点が置かれることになる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 柏木 宣久 | 統計数理研究所 | 
| 岸野 洋久 | 東京大学 | 
| 藤沢 建二 | 岩手大学 | 
| 丸山 直昌 | 統計数理研究所 |