平成232011)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

23−共研−1012

分野分類

統計数理研究所内分野分類

e

主要研究分野分類

3

研究課題名

データベースを用いた医薬品のリスク解析

フリガナ

代表者氏名

ツバキ ヒロエ

椿 広計

ローマ字

Tsubaki Hiroe

所属機関

統計数理研究所

所属部局

データ科学研究系

職  名

教授

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

故藤田利治教授がリスク解析戦略研究センターで構築される市販後の使用成績調査のデータベースなどを用いて、医薬品のリスク・ベネフィットに関わる実際的検討について、検証作業を行った。
特に、本年度から厚生労働省がレセプトに関するナショナルデータベースを構築したのに伴い、研究室のセキュリティ環境を整備し、利用申請を行ったが、探索的研究は認められないという理由で却下された。このため、研究自体はこれまでのデータを若干追加した検証作業にとどまった。本検証については、リスク解析戦略研究センター博士特任研究員の関真美氏の支援を受けた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

椿広計、関真美、「医薬品有効性・安全性に関わるデータベースからの知識発見」、日本薬学会第132年会一般シンポジウムS05「大規模データをどのように今後の医薬品の安全性・有効性に活用すべきか」、2011年3月29日北海道大学学術交流会館小講堂

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

リスク解析戦略研究センター主催
藤田利治先生追悼シンポジウム(2012年2月18日:統計数理研究所大会議室)
東京大学薬剤疫学講座 久保田潔教授に「薬剤疫学研究を取り巻く環境の現状:特にNational Databaseについて」の講演を依頼し、藤田利治教授が企図した本共同研究についても総括的コメントを受けた。
参加者70名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

折井 孝男

NTT東日本関東病院

望月 眞弓

慶應義塾大学