平成252013)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

25−共研−2075

分野分類

統計数理研究所内分野分類

h

主要研究分野分類

2

研究課題名

無差別事象と判定保留を伴うファジイ・ベイズ意思決定

フリガナ

代表者氏名

ツバキ ヒロエ

椿 広計

ローマ字

Tsubaki Hiroe

所属機関

統計数理研究所

所属部局

データ科学研究系

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

ファジイ意思決定の方法論を最検討すること,特にベイズ的意思決定をザデーの拡張原理で拡張した姿を確認することで,ファジイ的推論の意味を再検討することが目的である.
通常の主観確率に基づくベイズ的事前分布の設定は,ファジイ推論的にはノーデータ問題と呼ばれるものとなる.今年度は,このノーデータ問題に着目して,ベイズ的意思決定とファジイ的意思決定との類似性と非類似性を検討した.また,ファジイ推論の研究者と,統計科学とりわけ区間データの分析を行う研究者,法的推論を行う研究者との意見交換なども行った.現在,この推論をノーデータ以外の問題に拡張する検討を行っている.

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

植村(堀)芳樹,椿広計,無差別状態を伴うファジイ意思決定,応用統計学会2013年度年会,2013年5月福島市パルセいいざか
堀芳樹,椿広計,無差別状態を伴うファジイ意思決定の近似解法,統計関連学会連合大会報告集,2003年9月大阪大学

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

ワークショップ「行動と現象との不確かさを巡って:
2013年11月12日10時30分ー17時30分
統計数理研究所第1会議室
参加者15名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

堀 芳樹

元三重大学