平成292017)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

29−共研−4207

分野分類

統計数理研究所内分野分類

f

主要研究分野分類

7

研究課題名

研究力強化のための研究評価指標ー合理性、有効性の視点からー

重点テーマ

学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ

フリガナ

代表者氏名

ツルミ マサヨ

鶴見 昌代

ローマ字

Tsurumi Masayo

所属機関

筑波技術大学

所属部局

保健科学部

職  名

助教

配分経費

研究費

40千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

近年、研究評価に基づいて予算配分を行う傾向が強くなり、研究を適切に評価する必要性がこれまでになく高まっており、その重要性は広く認識されている。その一方、研究力を測る指標の設定は極めて難しい。本研究では、既存の評価指標に関する情報収集、その妥当性と有効性の検証、必要に応じて新しい指標の提案、新しい指標の妥当性と有効性の検証を行うことを通して、大学などの研究機関の研究力向上に寄与することを目的とする。
今年度は、新たな研究力評価指標の検討をするとともに、研究評価に関する情報収集を重点的に行い、世界大学ランキング(THE世界大学ランキングなど)、大学改革支援・学位授与機構による「国立大学法人及び大学共同利用機関法人の第2期中期目標期間の教育研究の状況についての評価」、Research Outputs and Outcomes (Snowball Metrics)、Clarivate Analytics で使われる指標、科学研究のベンチマーキング2017、大学IRスタンダード指標集(松田ら,玉川大学出版部,2017)、小泉先生による指標群 (Prof. Koizumi「どのように大学の研究力を測るか?その指標(分野別・大学機能別)」)などを概観した。
「平成29年度 共同利用 重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」キックオフ」(2017年7月1日)において研究の目的や方向性等に関する講演を行い、今年度の成果を平成29年度 共同利用重点型研究「学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ」成果報告会vol.2(2018年2月23日)にて報告した。
この内容や新たな研究力評価指標に関する成果を論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等に公表することを検討しているところである。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

現在、論文発表や学会発表ができるよう、準備中である。
ホームページによる情報公開も検討している。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究会は開催しなかった。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関