平成232011)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

23−共研−2005

分野分類

統計数理研究所内分野分類

a

主要研究分野分類

3

研究課題名

生物多様性の統一中立理論と野外データを結ぶ統計モデリングの検討

フリガナ

代表者氏名

ノダ タカシ

野田 隆史

ローマ字

NODA TAKASHI

所属機関

北海道大学

所属部局

地球環境科学研究院

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

209千円

研究参加者数

13 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本課題の目的は、生態学の実証研究者、理論研究者、および統計モデルを専門とする3側面の研究者で組織する研究会を通して、「生物多様性と生物地理学の統一中立理論」周辺の近年の発展と課題を整理し、中立理論の実証的研究に必要な統計モデリングの手法を検討することであった。
12月頃までは、「生物多様性と生物地理学の統一中立理論」に関連する最新の文献を検索し、情報を交換し、精読に値する文献をリストアップする作業を行った。10月には島谷が北海道大を訪れ、リストアップされている論文について議論し、研究会の開き方についても検討した。その中から重要と考えられた4つの文献についてレポーターを決め、研究会の日程は2月23-24日とした。
研究会当日は、これらの文献の読み合わせに加え、各自の先行研究、進行中研究の発表と総合討論を行った。群集生態学に限らず、個体群生態学、森林生態学、海洋生態学、さらに数理生態学や集団遺伝学、統計モデリングの研究に従事している15名が集まり、野外データから中立理論を検証するための統合的なアプローチについて議論した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

特になし。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

「生物多様性と生物地理学の統一中立理論」学習会・2012年2月23、24日・統計数理
研究所・15名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

阿部 俊弘

統計数理研究所

入谷 亮介

九州大学大学院

角 友之

総合研究大学院大学

久保田 康裕

琉球大学

島谷 健一郎

統計数理研究所

清水 邦夫

慶應義塾大学

立木 佑弥

九州大学

平尾 聡秀

東京大学大学院

深谷 肇一

北海道大学

別所 和博

九州大学

村上 正志

千葉大学

渡邉 謙二

横浜国立大学