平成282016)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

28−共研−2065

分野分類

統計数理研究所内分野分類

i

主要研究分野分類

8

研究課題名

ナラ枯れ拡散モデル構築のためのGIS空間情報データ生成と統計分析

フリガナ

代表者氏名

イタカ シズ

伊高 静

ローマ字

Itaka Shizu

所属機関

統計数理研究所

所属部局

リスク解析戦略研究センター

職  名

特任研究員

配分経費

研究費

40千円

旅 費

99千円

研究参加者数

4 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 時系列リモートセンシングデータを使ってナラ枯れ被害状況を経年的に把握し、地理情報システム(Geographic Information System、GIS)によって空間情報データを関連付け、これら実データを基にナラ枯れ拡散モデルを構築し、ナラ枯れ拡散予測と森林資源管理の提言を行うことを目的とした。
 本研究は、山形県のナラ枯れを対象とした。山形県庁の管轄である山形県森林研究研修センターには、長期に及ぶ豊富な現地調査データがあり、十数年に及ぶ県内のナラ枯れ枯死関連の情報提供を受けた。しかし、予算の都合上、空中写真もしくは衛星画像を購入できなかったため、画像解析は行っていない。今後は、無人小型航空機UAV(Unmanned Aerial Vehicle、通称ドローン)を使った現地調査が可能となったため、入手可能な情報から手がけて行く方針である。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

ポルトガル エヴォラ大学における「THINK TANK: Adaptive Management of Forest and Agroforestry, Systems in the Climate Change Context: Development a Optimization Framework」にて発表
Forest Monitoring using Geospatial Information. February 2017.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

太田 徹志

九州大学

溝上 展也

九州大学

吉本 敦

統計数理研究所