平成122000)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

12−共研−2023

専門分類

4

研究課題名

女性の自立意識の調査・分析−郵送調査とWEB調査等との比較研究を含む−

フリガナ

代表者氏名

タカクラ セツコ

高倉 節子

ローマ字

Takakura, Setsuko

所属機関

長崎純心大学

所属部局

大学院人間文化研究科

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

7 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究では、当初の2つの目標、即ち、「女性の自立意識」のここ数年間の意識動向の変化を検証
すること、及び、「新たな調査法の適用可能性」の探求、に向けて研究を進めた。
 「女性の自立意識」に関しては、既に、1994年度に調査を行っているが、6年余を経過し、社会情
勢の変化も見られる今日、意識における変化を検証することを狙い、新たな調査計画の下に再び類似
の調査を実施した。この結果と6年前のそれとの比較検証を通し、意識の変化の考察を行おうとして
いる。実査により取得するデータは、種々のクロス集計、多変量解析などの統計的方法を用い、変化
の様相を明らかにすることを目標としているので、これを勘案した調査計画、調査票の設計を進め
た。調査法は、前回同様郵送調査を用いた。被調査者選定も、前回同様、4年制大学8校、短期大学
5校を設定し、1958,'67,'75,'81,'86,'91,の年次に新たに、'98年年次を加え7つの卒業年次の卒業生
を卒業生名簿から、無作為に抽出した。サンプル数は2,500,これを、各学校、各卒業年次に割り当て
た。なお、本年度は、調査の実施に留まり、結果の分析は、次年度に行う予定である。
 一方、調査票設計に当たって、基本的には前回調査の内容をほぼ踏襲したが、将来に向け、「新た
な調査法(特にWEB調査)の適用可能性」を調べる意味で、インターネットの利用有無に関する設
問を加え、今後の新たな調査法の利用に向けての予備的試みとした。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

1)高倉節子,村田磨理子,大隅昇:「自由回答データの取得方法と分析についての検討?『女性の
自立意識』調査データを通して?」日本行動計量学会第28回大会・(特別セッション)発表論文
抄録集(2000.10.)
2)村田磨理子,高倉節子,大隅昇:「自由回答の分析」第67回日本統計学会大会講演報告集
(1999.)
3)女性の意識研究グループ(代表:高倉節子)「『女性の自立意識』の研究」1994年度東京女
性財団・助成研究報告書(1995.3.)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

上松 由紀子

関東学院短期大学

大隅 昇

統計数理研究所

増子 隆子

シーダー

村田 磨理子

統計情報研究開発センター

柳原 良造

マーケッティング・サービス

吉村 宰

岡山大学