平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
9−共研−117 |
専門分類 |
9 |
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研究課題名 |
住民健康疫学研究における調査・解析法の改善 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ヤマモト エイジ 山本 英二 |
ローマ字 |
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所属機関 |
岡山理科大学 |
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所属部局 |
理学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
9 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
疫学観察研究に関心の深い疫学、生物統計学、数理統計学の研究者が疫学研究の事例研究を共同して検討し、実際に即した統計調査法・解析法の改善を図る。特に昨年話題となったO157:H7集団学童食中毒事件の疫学研究における喫食調査の調査票、調査法、解析法の統計的諸問題を検討する。 喫食調査の比較対照研究に生存解析法の応用を検討する。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
津田・三野・山本・松岡・馬場園・茂見・宮井,続 医学における因果関係の推論−「阿賀野川流域における水俣病の発生動態−曝露の実態と患者の認定」に関するコメント,日本衛生学会誌,第52巻・第2号,1997 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
本共同研究者は長年、日本における砒素・水銀中毒、粉塵曝露、放射線被曝などの疫学観察研究に取り組んできて有用なデータを集積してきている。近年の理論疫学、統計調査法・解析法の発展を考慮した研究により新たな知見を得ることが期待できる。昨年話題となったO157:H7集団学童食中毒事件の各事例における疫学研究を検討しその問題点の理論的方法論的検討を行う.統計数理研究所では従来からの疫学観察研究の研究方法とデータの統計解析法の開発で豊富な実績を持つ。その人的・情報処理資源を有効に使い、O157:H7集団学童食中毒事件の検討を通じて、今後のOUTBREAK研究における疫学調査法・解析法の改善を図る。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
大瀧 慈 |
広島大学 |
佐藤 俊哉 |
統計数理研究所 |
津田 敏秀 |
岡山大学 |
中瀬 克己 |
岡山市中央保健所 |
西牧 謙吾 |
堺市衛生部 |
馬場園 明 |
九州大学 |
松浦 正明 |
広島大学 |
柳本 武美 |
統計数理研究所 |