平成19(2007)年度 共同研究集会実施報告書
| 課題番号 | 19−共研−5002 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | a | ||||||
| 主要研究分野分類 | 4 | |||||||||
| 研究課題名 | 地震活動のモデルと予測に関する研究 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | イモト マサジロウ 井元 政二郎 | ローマ字 | Imoto Masajiro | |||||||
| 所属機関 | 防災科学技術研究所 | |||||||||
| 所属部局 | 地震研究部 | |||||||||
| 職 名 | 総括主任研究員 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 277千円 | 研究参加者数 | 22 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  我が国は世界でも有数の地震国であり,地震予知に対する社会の期待は大きい.このため,これまで蓄積された知見を地震防災の情報として役立てるため,確率予測の研究が進められてきた.その結果,宮城県沖や東海・東南海などの地域で大地震の長期発生確率(例えば今後30年間)が大きいことが判明している.今後,具体的な地震対策を進めるに従い,さらに時間的あるいは空間的に高分解能の地震確率評価に向けた研究が必要とされる.地震モデルの構築検証や高度化を進めることを通して,これまで蓄積された知見を地震の発生予測に役立てることが重要な課題として挙げられる.このため,本研究集会の開催により,1)地震活動やその他の観測に基づき地震発生の予測をテーマとする研究者が,情報交換を通じて個々の研究成果に対する認識の共有を図り,地震モデルの高度化への課題を明らかにする,2)地震モデルやそれ以外の地震発生予測に関する情報を適切な形で発信するための課題を明らかにする,3)当研究所における統計,予測,あるいはモデル研究専門家の指導や助言により,地震発生予測に向けた知見の集約に関する議論が深まる,が期待された. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
|  統計数理研究所共同研究集会リポート 211 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 石辺 岳男 | 東京大学 | 
| 板場 智史 | 産業技術総合研究所 | 
| 岩田 貴樹 | 統計数理研究所 | 
| 内田 直希 | 東北大学 | 
| 尾形 良彦 | 統計数理研究所 | 
| 片尾 浩 | 京都大学 | 
| 勝俣 啓 | 東京大学 | 
| 島崎 邦彦 | 東京大学 | 
| 庄 建倉 | 統計数理研究所 | 
| 鶴岡 弘 | 東京大学 | 
| 遠田 晋次 | 産業技術総合研究所 | 
| 楠城 一嘉 | スイス連邦工科大学 | 
| 野口 伸一 | 防災科学技術研究所 | 
| 平田 直 | 東京大学 | 
| 藤原 広行 | 防災科学技術研究所 | 
| 古川 信雄 | 建築研究所 | 
| 古本 宗充 | 名古屋大学 | 
| 前田 憲二 | 気象研究所 | 
| 松原 誠 | 防災科学技術研究所 | 
| 松村 正三 | 防災科学技術研究所 | 
| 森谷 武男 | 北海道大学 |