平成9（1997）年度　共同研究集会実施報告書

課題番号	9−共研−3			専門分類		2
研究課題名	最適化：モデリングとアルゴリズム
フリガナ 代表者氏名	タナベ　クニオ 田辺　國士			ローマ字
所属機関	統計数理研究所
所属部局	予測制御研究系
職　　名	教授
所在地
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E-mail
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配分経費	研究費	0千円	旅　費		0千円		研究参加者数	29　人

研究目的と成果（経過）の概要

最適化は、統計科学、数理科学、情報科学において、不可欠にして基本的な手法として、活発に研究されている。現在も、線形計画問題、半正定値計画問題に対する内点法や、巡回セールスマン問題や整数計画問題に対する平面切除法、種々の確率的アルゴリズムなど、さまざまな発展が続いている。本研究会の目的は、わが国におけるこの分野の研究者が集い、最新の研究成果を発表し、情報交換を行うことである。


この研究集会は1987年以来続いてきたシンポジウム・シリーズの第11回目のものである。
最適化のモデリングとアルゴリズムの研究は、世界的に近年益々盛んになっており、この研究集会シリーズで発表された成果の多くが、国際的研究活動の先鞭を付けたものであった。
今回研究集会においても、多数の先端的成果が発表され、我が国のこの分野の研究活動が活発であることが示された。
最適化のモデリングとアルゴリズムは、統計科学における事象の数理的把握とそれに基づく推論処理に不可欠の技術を提供するものであり、今後より一層モデリングの研究に力を注いでことが大切である。
［研究会の場合　開催期間：1998年3月23,24日　開催場所：統計数理研究所］

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

多数
統計数理研究所共同研究レポート104「最適化：モデリングとアルゴリズム11」1997年12月

研究参加者一覧
氏名	所属機関
青沼　龍雄	神戸商科大学
安達　康生	大阪工業大学
池上　敦子	成蹊大学
一森　哲男	大阪工業大学
伊藤 聡	統計数理研究所
茨木　俊秀	京都大学
今井　浩	東京大学
伊理　正夫	中央大学
大内　東	北海道大学
岡田　正浩	奈良先端科学技術大学院大学大学院
加藤　直樹	神戸商科大学
小島　政和	東京工業大学
今野　浩	東京工業大学
田地　宏一	大阪大学
田中　正敏	鳥取大学
Cepek Ondrej	Charles university
土谷　隆	統計数理研究所
得能　貢一	鳥取大学
刀根　薫	埼玉大学
中島　健一	大阪工業大学
能勢　豊一	大阪工業大学
福嶋　雅夫	京都大学
藤重　悟	大阪大学
前田　英次郎	ＴＥＲＲＹ
牧野　和久	大阪大学
水野　眞治	統計数理研究所
山下　浩	（株）数理システム
山田　茂	鳥取大学