昭和62(1987)年度 共同研究実施報告書
課題番号 |
62−共研−42 |
専門分類 |
5 |
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研究課題名 |
ランダム・スピン系の相転移 |
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フリガナ 代表者氏名 |
オノ イクオ 小野 郎 |
ローマ字 |
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所属機関 |
日本女子大学 |
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所属部局 |
理学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
5 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
ランダムな相互作用で結合しているスピン系の相転移はスピン・グラスに代表されているように,未だ解決されていない。静的な秩序相があるのか,準安定な相か又は動的な性質か格子の次元やイジングかハイゼンベルグ・スピンかによって異ると予想される。主としてモンテカルロ法によるシミュレーションにより統計的な性質を解明するのが目的である。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
1987.10 物理学会分科会 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
スピングラスの本質は相互作用の競合によるフラストレーションが重要であり,それに伴った基底スピン状態の縮退が相転移に強い影響を与えると思われる。フラストレーションの濃度および分布を制御してモンテ・カルロ法によるシミュレーションを実行して性質を調べる予定である。通常の混晶の実験では得ることのできないデータを得ることができる。統数研の計算機を利用すること,および田村助教授の卓抜した計算機の利用の能力は当研究の推進にはぜひ必要である。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
石川 一彦 |
東京工業大学 |
尾関 之康 |
東京工業大学 |
田口 善弘 |
中央大学 |
田村 義保 |
統計数理研究所 |