昭和63(1988)年度 共同研究実施報告書
課題番号 |
63−共研−19 |
専門分類 |
3 |
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研究課題名 |
臨床検査データ解析における多変量自己回帰モデルの応用 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ワダ タカオ 和田 孝雄 |
ローマ字 |
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所属機関 |
稲城市立病院 |
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所属部局 |
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職 名 |
病院長 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
11 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
昭和61年,62年の共同研究により,医学,生物学の領域において,多変量自己回帰モデルがきわめて有力なデータ解析法となることが実証された。いまやこの方法は一般の医学者によって標準的な統計学的手法として題いられる可能性が強くなっている。そこでこの方法を用いた汎用プログラムを完成させる一方,よりたしかなアプリケーションの実例を積重ねるために,各領域の専門家からなる共同研究を再び計画した。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
(1)陣内眞ほか:透析患者の貧血に対する蛋白代謝の影響:多変量自己回帰モデルによる検討,透析療法学会誌,印刷中,1989 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
これまでの成果により,生体内ネットワーク解析において,パワー寄与率とならんで,開放ループ系,閉鎖ループ系に関する2種類のインパルス応答が有力であることが実証された。そこで(1)パワー寄与率およびインパルス応答中心としたパーソナルコンピュータ用の汎用プログラムを完成させ,初学者でもコンピュータとの対話によって容易に使いこなせるように工夫する。(2)これと平行してこの解析法を内分泌,免疫,代謝,分子生物学などの各領域に実際の応用例を積重ねていく。(3)パワー寄与率と因果律との関係をより追求し,ことに原子力発電関係でよく用いられているパーシャルパワー寄与率の有用性を検討する。63年度は以上3点にしぼって研究を進める。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
青柳 高明 |
微生物化学研究所 |
赤池 弘次 |
統計数理研究所 |
荒畑 恵美子 |
統計数理研究所 |
池内 達郎 |
スペシャルレファレンスラボラトリー |
鈴木 洋通 |
慶應義塾大学 |
津崎 晃一 |
慶應義塾大学 |
辻 和男 |
東京慈恵会医科大学 |
出口 修宏 |
慶應義塾大学 |
平尾 明洋 |
東京螺子製作所 |
松尾 宣武 |
慶應義塾大学 |