平成142002)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

14−共研−2065

専門分類

10

研究課題名

オンライン・ラーニングを目指した統計科学コンテンツ開発に関する基礎的研究

フリガナ

代表者氏名

カネフジ コウジ

金藤 浩司

ローマ字

Koji Kanefuji

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計科学情報センター

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

研究の目的:
 インターネットは高等教育に大きな影響を与え、伝統的な高等教育の手段自体を変えつ
つある。双方向遠隔学習の場の提供に関する基礎的研究の重要性に着目し、オンラインで
の統計科学に関する学習情報の提供に関する問題点を、実際にシステムを運用して検討す
る。ネットワークを利用した双方向の学習システムにおいては、コンテンツの内容と学習
者の学習到達度を適切に評価し、その進展状況に適切な助言を与え学習者を導く体制が重
要である。
 まず、実験システムとして様々な状況を試行錯誤で行い、そこで得られたノウハウを蓄
積する。本研究を推進することによって、統計科学の講義を受講する受講生の多様性が拡
大し、統計科学によって生み出された研究成果の社会還元が果たされる。
 システムに関して:
ハードウエアを当初予算で申請したが認められなかった。そこで、研究代表者が自前でSun
Microsystem社製のサーバーを用意した。また、当初導入を予定していた研究の基盤とな
る学習支援ソフト(WebCT)がバージョンアップに伴い大幅な価格の上昇となり、申請を認め
られた予算では導入が困難となった。これについても、研究代表者の別予算を追加するこ
とによって同等の機能を有するBlackBoardに変更した。
 上記の状況により、基盤システムの導入が遅れたために、実装実験の計画が大幅におく
れた。コンテンツに関しては、同時並行的に収集、その内容の検討をを行った。
研究の成果:
2度の研究会により、上記の予算の制約に伴う研究の方針の確認を行った。
・統計科学の公開可能なコンテンツの収集を行った。
・学習支援基盤サーバーの立ち上げた。(http://www.blackboard.ism.ac.jp)
・平成15年度以降の研究の継続に関しての検討を行った。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会が立ち上げた:サーバー
http://blackboard.ism.ac.jp/

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

越智 義道

大分大学

川崎 能典

統計数理研究所

佐藤 整尚

統計数理研究所

隅谷 孝洋

広島大学