平成81996)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

8−共研−123

専門分類

9

研究課題名

市販後調査法の技術と位置づけ

フリガナ

代表者氏名

ヤナギモト タケミ

柳本 武美

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

10 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

通信手段の技術的向上と普及はデータの蒐集に変革を求めている。しかし計画的なデータでないことからそのデータの価値の位置づけを探る必要がある。その価値は科学的であると共に社会的でもある。薬の再審査・再評価、大規模治療試験を想定した共同研究を行う。


大規模な治療試験は我が国でも急速に広まっている。さらにより日常的な業務統計に近いデータのプロトコールに基づいた計画的な蒐集も企画されている。
この分野では情報ネットワークの普及を直接的に影響を受ける。調査の形態も変わる可能性を秘めているが現在の所必ずしも定かではなく研究が求められている。
これらの調査は社会的ニーズとして企画されているので、結果の表示も社会的ニーズに適合するよう工夫されなければならない。
既存のデータについては比較可能性について検討した。市販後のデータは充分な管理が行き届かない。市販前の調査との間に比較可能性の問題を生じる。このことを副作用の出現率の差を通じて考察した。
また将来の計画については急速に進歩している通信機能の利用方法の基礎研究を行った。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

柳本武美:再審査・再評価・再考(科研費シンポジウム「医学・生物学データ
の統計モデル:理論と応用」)1996.12。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

大規模な治療試験は我が国でも急速に広まっている。さらにより日常的な業務統計に近いデータのプロトコールに基づいた計画的な蒐集も企画されている。この分野では情報ネットワークの普及を直接的に影響を受ける。調査の形態も変わる可能性を秘めているが現在の所必ずしも定かではなく研究が求められている。これらの調査は社会的ニーズとして企画されているので、結果の表示も社会的ニーズに適合するよう工夫されなければならない。研究の方法は専ら基礎科学的だから、当研究所のようなアカデミックな場が必要である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大瀧 慈

広島大学

越智 義道

大分大学

椿 広計

筑波大学

林 眞

衛生試験所

藤井 良宜

宮崎大学

藤田 正一郎

放射線影響研究所

水上 善博

滋賀大学

山添 史郎

滋賀大学

山本 英二

岡山理科大学