昭和62(1987)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 62−共研−85 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | “自然体験”による子供の心の教育効果に関する統計的研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | センノ サダコ 千野 貞子 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | いわき明星大学 | |||||||
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| 職 名 | 講師 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 6 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 人口の都市集中化,自然破壊,学歴偏重の風潮など,日本の子供たちにとって,現在の社会環境は必ずしも健全であるとは言い難い。家庭内暴力,校内暴力や弱い者いじめなどの現象は,一つにはこのような社会構造・生活環境が起因していると思われる。これを検証する目的で,国立・那須甲子少年自然の家の利用者に対し日常生活の実態を知る為のアンケート調査を行う。特に自然の中での集団生活の体験から得られる教育効果について統計的測定を継続的に行うことを目的としている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 少年の日常生活における自然とのかかわり(II)−関東地区在住の子供の生活実態を通して− | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 前年度に引き続き,「少年自然の家」を取り巻く環境を通して,子供の心の変化を統計的に分析する。さらに,調査者が教師,児童と生活を共にし,彼等の心の問題点を探っていく。具体的には,関東地区及び福島県の小・中学校51校(層別サンプリング)約2000人に対するアンケート継続調査(今回は児童の心理面を探求する質問をあらたに加えている)を実施し,結果の統計的分析を行う。また,那須甲子少年自然の家に於けるグループ面接調査も実施する。なお,この研究は,国立台湾大学などとの提携により,台北,台中における小,中学生の生活調査を通して,日台比較に発展する為の重要性を含むものである。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 坂本 忠雄 | 国立那須甲子少年自然の家 | 
| 澤田 利夫 | 国立教育研究所 | 
| 白相 岳男 | 宇都宮大学 | 
| 鈴木 義一郎 | 統計数理研究所 | 
| 南条 善治 | 東北学院大学 |