平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
8−共研−64 |
専門分類 |
6 |
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研究課題名 |
長周期実体波及び表面波波形データを用いた3次元地球内部構造推定 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ゲラー ロバート ジェイ Geller Robert, J. |
ローマ字 |
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所属機関 |
東京大学 |
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所属部局 |
大学院理学系研究科 |
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職 名 |
助教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
8 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
本研究の目的は, 高精度かつ高解像度の3次元地球内部構造推定及び得られたモデルの統計的評価である. これまで行われてきた実体波の走時データや表面波の位相速度データを用いた内部構造推定研究(tomography)は限界に至り, さらなる研究の進展のためには波形データそのものを用いた波形インバージョンが必要になった. 本研究では長周期実体波及び表面波波形データを用いて3次元地球内部構造推定を行ない, 得られたモデルの統計的評価を与える. |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
N.Takeuchi, R.J.Geller & P.R.Cummins,Highly accurate P-SV complete synthetic seis-mograms using modified DSM operators, Geophys.Res.Lett., 23, 1175-1178, 96/5/15. |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
これまで我々は, 波形インバージョンに有効な, 高精度かつ効率的な理論波形計算手法及びアルゴリズムを開発してきた.本研究では, これらを実際のデータに適用して, 高精度かつ高解像度の3次元地球内部構造を推定する. データはIRISの広帯域波形データを用い, 計算手法には我々が開発したDSM法(Direct Solu-tion Method)を用いる. 約100の地震に対する約20の観測点のデータを用い, 鉛直方向に200-100km, 水平方向に5000-2000kmの解像度で推定する.また得られたモデルに対する統計的評価を与える. 解像度行列(resolution matrix)により解像度を見積もるとともに, 正規度数分布の誤差を仮定した際のモデルの精度を見積もる.これらの研究は統計数理研究所と共同研究をすることにより円滑に研究が実施できると期待される. |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
伊藤 聡 |
統計数理研究所 |
大湊 隆雄 |
地質調査所 |
末次 大輔 |
建築研究所 |
竹内 希 |
東京大学大学院 |
田辺 國士 |
統計数理研究所 |
羽鳥 友彦 |
東京大学大学院 |
原 辰彦 |
東京大学 |